会長あいさつ

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 青少年の教育環境は年々厳しい状況にあります。急速に進む少子高齢化、情報社会の進展、社会構造の変化を背景に大きな転換期にあります。
 少子化による子どもの減少、子ども会離れ等の課題を踏まえ「地域の子どもは地域で育む」ことの理念を再認識し子ども会が本来持っている力を発揮すべく子ども会活動の活性化を継続して取り組み、その成果を共有して実践を広げていきます。
 本年度の県子育連研究大会は、第51回東北地区子ども会育成研究協議会を見据えてふれあいランドいわてを会場に開催します。
 部会研究協議は、次の課題を設定して取り組みます。
 ★ 情報メディア
 ★ 子ども会の活性化
 ★ ジュニアリーダーの育成
 次代を担うジュニアリーダーの育成は重要です。本会では「ジュニアリーダーの手によるジュニアリーダーの活動」の実践を積み上げ、中学生、高校生をリーダーとして育成する事業に取り組みます。シニアリーダー、指導者、育成者の方々の協力に期待します。
 子ども会活動を充実発展させる課題の一つは活動に伴って惹起する事故を防止することです。文部科学省は、子ども会やPTA活動は公益的事業の特徴を有していることから平成二十二年共済法に基づく共済事業を法律化しました。本会は全子連からの業務委託を受け、全市町村子ども会が共済事業に加入して安心安全の子ども会活動を実践できるように努めてまいります。
 東日本大震災から十年目を迎えます。国内外の自然災害は毎年起きており、被災地の復旧復興は未だ途半ばにあり今後とも被災地支援活動を継続してまいります。
 幾多の課題がありますが、子ども会本来持つ力を発揮して未来を担う子ども達を育むために皆様と共に使命感を自覚して取り組んでまいります。

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