平成27年度次世代指導者養成事業

平成27年7月25日、26日の二日間、「岡山県子連ジュニア・リーダー研修会Ⅰ」が、夏真っ盛りの中、
笠岡市の離島「白石島」で開催されました。

白石島は笠岡市に浮かぶ面積2.92㎡、周囲10ｋｍですが、
白い砂浜と透明度が非常に高い美しい海水浴場があり、外国人も多く訪れます。
そして、国指定重要無形民族文化財に指定された「白石踊」が旧盆に開催されています。
これは一つの音頭に合わせて13種類もの踊りが同時に踊られる非常に珍しい踊りです。

浜辺の民家を借りて二日間の研修会が始まります。
開会式を済ませて有意義な二日間がいよいよ始まります

　
早速に宿泊用のテント設営に取り掛かり、準備体操を済ませて海の遊びに入ります

忍者もどきの海の上を走り渡りますが、最後まで走りきった者はいたのかな？
（この海遊びは「遊びこそ学び」をテーマにシニアリーダーが考え、特性シートを準備しました。
シートの両端を皆でしっかりと引っ張らないと、上手く歩くことも走ることも出来ません）

目の前では多くのシーカヤックを楽しむ姿を見ることが出来ます

救命胴衣（ライフジャケット）着用体験や救命用浮き輪などを使っての水難事故を想定しての勉強もしました。
さらに、溺水者の救助訓練も併せて行われました。

海から上がって、次は西瓜割に挑戦しましたが、なかなか命中しません

白石島漁協女性部の皆さんによる魚の捌き方を学びましたが、魚を切らずに自分の
指を切る者が続出しました。お家でしっかりと調理のお手伝いをしていきましょう。

段々と慣れてくると上手く捌くことが出来るようになりました。指導者のなかには元料
理長もいて、魚や野菜の包丁捌きをいくつか披露してもらいました。ただただ皆、感心す
るばかりでした。

捌き終えた200匹の魚とその作業光景

捌いた魚や肉、野菜でボリューム満点のバーベキューを楽しみ、一日目の締めくくりは
定番のボンファイヤーです。夜は海風で以外に涼しく、満点の夜空を観ながら就寝？

前日の海での活動をとおして、様々な角度からのＫＹＴ研修となりました

シニアリーダーと一緒に記念撮影

閉講式を済ませて、チャーターした渡船にて笠岡港へ

研修会場は瀬戸内海に浮かぶ笠岡市の名勝「白石島」でした。離島での研修会は今回が初めての試みでしたが、台風の影響もなく好天にも恵まれ、総勢35名全員、病気（熱中症等）や事故（水難・火傷等）もなく、大収穫の研修となり無事に終えることが出来ました。