2020年度運営方針

私たち一般社団法人高知県子ども会連合会(以下「高子連」という。)は、本年度新たな次代への一歩を踏み出します。創立50周年記念式典において、高子連会員の皆様方のご支援を得ながら「現在に適応する子ども会活動」の模索をお約束しました。

高子連の基本理念である「地域の子どもは、地域で育む」、「子どもの手による子ども会活動」は守り続ける必要があります。それは、子どもたちが自然の中で遊ぶ体験、人との関わりの中で学び成長し生きる力を養うことが必要だから。ただ、子どもたちの置かれている生活環境は、時間的な余裕のない生活実態となっていることも事実です。

単位子ども会では、子どもたちが考え企画する事業を可能な範囲で計画していただければと願っています。

高子連としましても、子ども会の大切さや目的を発信する取り組みを一層進める必要があると考えます。

昨年度は専門委員会の開催を見送り、高知大学地域協働学部の協力を得て、同学部一回生60余名から「子ども会の今後の取り組み」について提言を頂きました。学校や学生を媒体とし地域を巻き込んだ活動などの提言が多くありました。これらの提言を整理する中で実現可能なものから取り組んでいきたいと思います。

また、本年度は11月に中国・四国地区子ども会育成研究協議会が高子連主管で開催されます。大会テーマを「なぜ、いま、子ども会なのか(いまこそ、いまだからこそ問う、子ども会の真の意義)」として、中国・四国地区の仲間と研究協議します。

これらのことを念頭に本年度は、

① 中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)への取り組み

② 指導者・育成者・ジュニアリーダー・シニアリーダーの養成

③ 安全啓発(KYT)初級認定者の育成

④ 緑の少年団活動など親子行事の実施

⑤ マスコミやホームページを活用した広報の推進

に重点を置いた事業の推進を図りたいと考えています。

中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)に向けた取り組みは、会員の皆様方の協力とご支援が不可欠ですので、検討・決定項目については早目の情報発信に努めます。スタッフとしての参加要請もさせていただく予定です。

単位子ども会が活性化しないと、高子連の活性化は望めません。会員である皆様方

の参加や支援が大切です。各種研修会や行事には、周りの方々に一声かけていただき、仲間で参加していただくことにより、単位や地域の子ども会の活性化に繋がるものと考えます。会員の皆様方のご協力をお願いし運営方針といたします。

▲このページの先頭へ