熊本市子ども会育成協議会(市子協)会員の皆様には、日頃より子ども会の育成にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
子ども会活動の意義を考えてみますと、異年齢集団の様々な体験活動を通して培う「たくましい精神」や「創造力」等は個人の成長と共に、リーダー性や協調性、責任感等集団の中での役割を自覚し、将来自立し社会に貢献できる人間を育てる上で、子どもたちに身につけさせなければならない不易な力です。
市子協でも、ジュニア・リーダーの養成などを通じて青少年の健全育成にとって、中心的役割を果たすものであり、一層の充実が強く望まれ、社会の期待も極めて大きなものがあります。
しかし、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う熊本市の規制等も有り、市子協としましても誠に残念ながらいくつかの行事を中止せざるを得なくなりました。
育成会の皆様も子ども会の活動充実はおろか、活動の実施そのものにも大変苦慮されておられることと思います。
市子協としましては、今後も全国子ども会連合会の通知に沿って対応をしていきたいと思います。各育成会におかれましても、感染防止対策を実践しつつ、各地域の実情、活動内容等を考慮し、創意工夫して子ども会活動を展開されるようお願いいたします。
皆様方と共に子ども会で地域の活性化を目指し、引き続き全力を挙げて取り組んで参りますので、変わらぬご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和2年9月
熊本市子ども会育成協議会
会長 山本 一郎