岡山県子ども会連合会は、来年2014年には結成50周年を迎えます。過去15回続いた桃太郎ミステリー列車は5年のブランクを経て、新たに今年9月7日(土)から8日(日)にかけて開催されました。この企画にはJR西日本並びに(株)日本旅行、その他多くの関係機関の協力により実施することができました。
参加者は岡山県内の各地から参加し、総勢およそ110名の編成となりました。
心配されていた天候は一時小雨が降りましたが、幸運にも大変しのぎやすくて誰一人として怪我や病気もなく、無事に楽しい二日間を終えることが出来ました。
5年の空白期間はさすがに企画・準備と大変でしたが、とりわけシニアリーダーの大活躍により、参加した子どもたちは大満足の様子でした。来年も必ず参加したいというアンケート結果が出ており、次回はもっと多くのお友だちの参加をお待ちしています。
9月7日(土)曇り・一時小雨
先ずは新倉敷駅で出発式を行い、岡山県教育委員会から激励の言葉をいただき元気に臨時団体列車に乗り込んでいきました。途中で倉敷駅、岡山駅から参加者やスタッフも乗り込み、最終の西明石駅で下車し「人と防災未来センター」へバスで移動しました。
阪神淡路大震災から多くの教訓を学んだり、先の東日本大震災から改めて防災への認識を高めてきました。
「人と防災未来センター」見学後は王子動物園へ移動し、ジャイアントパンダを目当てに殺到しました。日本にはジャイアントパンダが見られる動物園は3か所しかないそうです。
閉演時間ぎりぎりまで、いろんな動物を見ることができてとてもよかったです。
今夜の宿泊は明石大橋のたもとにある由緒ある豪華な「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」です。ホテルでの夕食は美味しく、ボリュームもあって全部食べ切れませんでした。


夕食後は特設会場で、今回のミステリー列車最大のミステリーであるイベントが繰り広げられました。シニアリーダーを中心に出発直前までに練りに練ったゲームを展開していきました。すき焼きゲームに始まり、防災ゲーム、そしてマンカラゲームへと、あっという間の2時間でした。子どもたちは興奮冷めやらぬようで、何時に就寝したのでしょうか。
見知らぬ友だちとすっかり仲良しになり、部屋の中では遅くまで楽しんだことでしょう。
9月8日(日)曇りのち晴れ
2日目はゆっくりと須磨海浜水族館で楽しく過ごします。何といっても豪快なジャンプをするイルカショーには子どもも大人も大興奮で釘付けとなりました。沢山の種類の魚がいて、昨日は動物、今日は魚類と本当に勉強になりました。
楽しかった1泊2日のミステリーも、あっという間に帰路の時間となりました。西明石駅では偶然にも、当駅で勤務している島根県出身のシニアリーダーが見送ってくれました。
参加した仲間たちは岡山駅、倉敷駅で下車していき、新倉敷駅で解散式を終え、二日間の楽しい想い出をいっぱい持って家路に向かいました。