2016年12月7日
KYT登山「櫃ヶ山」にリベンジ

昨年の同時期に計画されていた「櫃ヶ山KYT登山」は、雨天のために中止となり、平成28年11月6日(日)参加者全員やる気満々で小雨交じりにも係わらず登山開始となりました。
子ども会活動の中で、如何にして事故を未然に防ぎ、事故を最小限に食い止めるか、その為の取り組みの一つとして「KYT登山」を毎年実施しています。

子ども会KYT登山とはいえ、基本的には一般の登山と基本は同じですが、異年齢の小中学生集団を伴うところが一番大きな特徴でしょう。 
目的とする山の選定次第では、雨具が要らない程度の微雨でも、中止する場合があります。それは参加メンバー特に低年齢の児童、前日の天候や下山時の天候予測、山の難易度(標高差、所用時間、登山技術、山の土質、岩場等の危険度、登山方法、エスケープルートの確保、救急体制等)が、それぞれに異なるためです。

今回の櫃ヶ山は、岡山県北西部に位置する火山灰土の多い、標高1000m足らずで往復5時間程度の山です。昭和34年の岡山国体で山岳競技に使用されたルートを一部縦走しましたが、平成17年の岡山国体でもこの一体は山岳競技の本部となった所でもあり、山麓一帯は江戸時代に日本三大農民一揆(山中一揆)が蜂起された地域でもあり、中国自動車道ICにほど近く、近隣には温泉地が点在する所です。

微雨(小雨交じり)の中での出発となったが、早めの昼食を済ませ、火山灰土の登りはきつかったようですが、予定時刻には視界こそ無いものの山頂に到着しました。記念写真もそこそこに、紅葉も一気に進んだ蛇淵の滝を目指して急傾斜の岩場を慎重に降下していきました。全員無事に下山口へ到着した頃には雨も上がり櫃ヶ山山頂が伺えました。全員近くの足温泉で汗を流した後、休憩室で今日の反省を兼ねながら、改めて準備持参した資料に基づいた「KYT登山」を学びました。来年は10月下旬に中国山地の山を目指します。

【ひたすら整然と登っていく】

【ひたすら整然と登っていく】

【岩場では特に慎重に下山】

【岩場では特に慎重に下山】

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