平成30年度運営方針

私たち一般社団法人高知県子ども会連合会(以下「高子連」という。)は、創立以来県下各地域における子ども会活動の普及啓発に努めてまいりました。しかし、子どもを取巻く社会環境の変化により、少子化や子どもたちが自然の中で遊ぶ体験、人との関わりの中で学び成長し、生きる力を養うことなどが乏しくなってきています。この結果として、「子ども会の加入率低下」「若い世代の指導者・育成者の減少」にも繋がっています。全国子ども会連合会では、「シニア、ジュニアリーダーが進める子どもたちの手による子ども会」「保護者の理解と参加で子ども会活動の活性化」「子どもたちに残し伝えたい自然と郷土伝統芸能」を提唱するとともに、子ども会の将来像を研究し実現するため「子ども会未来委員会」や「地区子ども会推進研究会」を組織し、課題解決に向けた取り組みを行っています。

 高子連は一般社団法人となって5年が経過いたしました。法人化による弊害や会費の値上げなどに起因する会員減少が顕著となった昨今の反省に立ち、全国子ども会連合会に呼応した活動とともに、高子連独自の運営を行い組織の活性化に努めます。
 そこで本年度は、
① 親子行事の実施
② 指導者・育成者、ジュニアリーダー、シニアリーダーの育成
③ 安全啓発(KYT)初級認定者の育成
に重点を置いた事業の推進を図りたいと考えています。
 
そして、平成31年度(2019年度)は高子連創立50周年を迎え、平成32年度(2020
年度)には中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)が開催されます。そこで、昨年度50周年記念誌発刊のために記念誌編集委員会を設置し検討に入りました。 
 
また、50周年記念行事と中国・四国地区子ども会育成研究協議会実施に向けた実行委員会も設置いたしました。事業実施に当たっては会員の皆様方の協力とご支援が不可欠ですので、検討・決定項目については早目の情報発信に努めます。
 
昨年度、県に提出いたしました公益目的支出計画変更認可申請は、予定通り変更認可され、5年間の延長が決定いたしました。従来から実施している実施事業の継続と、法人会計の健全化により高子連の活性化に努めたいと思います。
単位子ども会が活性化しないと、高子連の活性化も望めません。会員である皆様方
の参加や支援が大切です。各種研修会や行事には、周りの方々に一声かけていただき、仲間で参加していただくことにより、単位や地域の子ども会の活性化に繋がるものと考えます。会員の皆様方のご協力をお願いします。

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