2021年度運営方針

 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大により、子ども会活動においても重大な影響を受け、各種研修会や恒例行事が中止や延期となりました。
ワクチンの開発や接種による収束に向けた取り組みが模索されていますが、今のところ目途が立っていません。また、以前の状態に戻るのは数年かかるともいわれています。
しかし、何時までも状況改善を待つことは賢明とは思えません。私たちの子ども会活動は、次代に継承されることが重要な活動だと思うからです。
ウイズコロナの考えを持ち、県外への移動を伴う事業は別として感染防止には十分な配慮を心掛けながら、実現可能な事業は実施したいと思います。

高子連の基本理念である「地域の子どもは、地域で育む」、「子どもの手による子ども会活動」は守り続ける必要があります。それは、子どもたちが自然の中で遊ぶ体験、人との関わりの中で学び成長し生きる力を養うことが必要だから。ただ、子どもたちの置かれている生活環境は、時間的な余裕のない生活実態となっていることも事実です。
単位子ども会では、子どもたちが考え企画する事業を可能な範囲で計画していただければと願っています。

 高子連としましても、子ども会の大切さや目的を発信する取り組みを一層進める必要があると考えます。
 高知大学地域協働学部の学生からの提言に「学校や学生を媒体とし地域を巻き込んだ活動」がありました。今までも、学校や地域を巻き込んだ活動はありましたが、一層取り組みたいと思います。

これらのことを念頭に本年度は、
① 中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)への取り組み
② 指導者・育成者・ジュニアリーダー・シニアリーダーの養成
③ 安全啓発(KYT)初級認定者の育成
④ 緑の少年団活動など親子行事の実施
⑤ マスコミやホームページを活用した広報の推進

に重点を置いた事業の推進を図りたいと考えています。
 
中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)に向けた取り組みは、会員の皆様方の協力とご支援が不可欠ですので、検討・決定項目については早目の情報発信に努めます。スタッフとしての参加要請もさせていただく予定です。
単位子ども会が活性化しないと、高子連の活性化は望めません。

会員である皆様方の参加や支援が大切です。各種研修会や行事には、周りの方々に一声かけていただき、仲間で参加していただくことにより、単位や地域の子ども会の活性化に繋がるものと考えます。会員の皆様方のご協力をお願いし運営方針といたします。

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