2019年度運営方針

 私たち一般社団法人高知県子ども会連合会(以下「高子連」という。)は、本年度創立50周年の記念の年となります。
 初代の福岡弘幸会長以下歴代会長のもと、「地域の子どもは、地域で育む」を、モットーとして県下各地域における子ども会活動の普及啓発に努めてまいりました。
 しかし、子どもを取巻く社会環境の変化により、少子化や子どもたちが自然の中で遊ぶ体験、人との関わりの中で学び成長し、生きる力を養うことなどが乏しくなってきています。この結果として、「子ども会の加入率低下」「若い世代の指導者・育成者の減少」にも繋がっています。
 全国子ども会連合会では、「シニア、ジュニアリーダーが進める子どもたちの手による子ども会」「保護者の理解と参加で子ども会活動の活性化」「子どもたちに残し伝えたい自然と郷土伝統芸能」を提唱するとともに、子ども会の将来像を研究し実現するため「子ども会未来委員会」や「地区子ども会推進研究会」を組織し、課題解決に向けた取り組みを行っています。
 高子連としましても、創立50周年を起爆剤として、今一度子ども会の大切さや目的を発信する取り組みとともに、単位子ども会の育成及びその育成者の養成に取り組む必要があります。
 そこで本年度は、
① 高子連創立50周年記念事業の推進
② 指導者・育成者・ジュニアリーダー・シニアリーダーの養成
③ 安全啓発(KYT)初級認定者の育成
④ 親子行事の実施
 に重点を置いた事業の推進を図りたいと考えています。
 そして、2020年度に開催予定の中国・四国地区子ども会育成研究協議会(高知大会)に向けた取り組みも並行して行います。事業実施に当たっては会員の皆様方の協力とご支援が不可欠ですので、検討・決定項目については早目の情報発信に努めます。
 単位子ども会が活性化しないと、高子連の活性化は望めません。会員である皆様方
の参加や支援が大切です。各種研修会や行事には、周りの方々に一声かけていただき、仲間で参加していただくことにより、単位や地域の子ども会の活性化に繋がるものと考えます。会員の皆様方のご協力をお願いします。

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