会長あいさつ

 薫風の候、会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃から、子ども会活動を通しての青少年の健全育成にご尽力頂いておりますこと、また私ども県子連の活動にご理解、ご協力を頂いておりますことに、心より感謝を申し上げます。

 今年で東日本大震災から10年が経ちました。復旧、復興が進み、人間の力の素晴らしさを実現すると同時に、心の復興には終わりがない無いことを痛感しております。発災当時、避難所でのジュニア・リーダー達の活躍に感動したことや、国内外の方々に大変なお力添えを頂いたことは、生涯忘れる事ができません。

 近年多発する天災だけではなく、昨年来の新型コロナウイルスの感染拡大により、皆様方も大変なご苦労をされておられることとご推察申し上げます。県子連も昨年8月までは、全ての事業を中止いたしましたが、9月のジュニア・リーダー中学生技術研修会並びに花山青少年自然の家を会場に、一泊二日で行ったジュニア・リーダー交流会、更には夏休みが短くなったことで中止となっていた「がんばれ!!みやぎっ子」を文科相の委託事業という形で親子30組を対象に、日帰りで実施いたしました。

 どの事業も考えうる限りに感染対策を行いながらの実施となりましたが、お陰様で子ども会関係者からの感染者は一人も出すことなく終えることができました。今年度の活動につきましても、感染状況をしっかりと把握しつつ、何もしない・・・ではなく、子ども達のため私たちが何をしてあげられるのか、どうしたら安全にできるのかを考えながら、前に進めていきたいと考えております。

 来年は、県子連創立50周年を迎えます。子ども達の笑顔のため、新型コロナウイルスの一日も早い終息を切に願い、私達もがんばって参ります。令和3年度も何卒宜しくお願い申し上げます。

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