2018年9月28日
「2018岡山県子ども会ジュニア・リーダー研修会Ⅰ」開催されました

7月28日、29日開催予定の「県子連ジュニア・リーダー研修会Ⅰ」は、東から西へ進むという異例な台風12号により延期となりましたが、およそ2ヶ月遅れの9月22日、23日に再開されました。少子高齢化・過疎化の進む田舎にある築150年以上の古民家を利用して、寺子屋風の研修会となりました。
昭和29年小学校4年生の国語上巻の教科書に「子ども会」と書かれた貴重な4ページの内容を全員で輪読しながら、先ずは子ども会の原点を再認識しました。終戦後10年も経過していない頃すでに、当時の文部省では子ども会の必要性や重要性を説いていたことが理解できました。さすがに育成者の登場場面は出てきますがジュニア・リーダーやユース・リーダーの場面は出てきていませんでした。
そこで次に、これも全子連の貴重な資料の中からジュニア・リーダーの使命を問いかけた「喜びは心と心のふれあいから」を全員で輪読し、ジュニア・リーダーとしてどんなことに重点を置いた活動や考え方が求められているのか等について意見発表をしていきました。

座学の後は夕食と翌日の朝食・昼食についてジュニア・リーダーが、限られた予算で限られた器材で何が出来るのかまとめ上げ、往復3㎞のスーパーへ徒歩で買い出しに行きました。
育成者の指導も受けながらも、出来上がった夕食メニューに全員満足気な様子でした。夕食後は今回初めての試みで日本文化を伝承していくと云うことで、
ジュニア・リーダー全員に抹茶(裏千家)を点ててもらいました。

翌日は「KYT研修」講義の後に、アジア最貧国であるネパールの子ども達の現状と、彼等が如何に懸命に生き抜いているのかという話やスライド上映をとおして「文明と文化そして教育の大切さ」を学びました。

 延期となった研修会で参加者は若干少なくなりましたが、研修会場や研修内容はこれまでにない斬新な内容で、アッという間の2日間でしたが、ジュニア・リーダー達は一段と大きく成長したことと思います。

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