2018年10月4日
「2018桃太郎ミステリー列車」を開催しました♪

9月8日、9日にかけて「桃太郎ミステリー列車」が催行されました。今回は初めて四国高知県を巡るコースで、香川県JR琴平駅からは現地までバス移動となりました。


初日は予想を早める大雨のため高速道に一部通行止めがあり、大幅なコース変更となりました。メインプログラムのラフティングコースは可能なものの、祖谷でのジップスライドやアクティビィティ体験等コースは急遽、高知市での和紙すき体験へと変更されました。
一般道を迂回しながら予定より遅れて目的地の早明浦ダムのある高知県大豊町、そして高知市へと到着しました。
参加者の2/3を占めるラフティングは、出発時霧雨のなかを救命胴着・ヘルメットを着用し各艇1名の専任指導者が同乗し、元気良くラフティング用ゴムボートに分乗して続々と出発していきました。早明浦ダム直下の川を下って進みますが、事前の下見の時とは少し水位が高かったものの穏やかな流れでした。一部の育成者も同乗しましたが、他は到着地点で待機していましたが、さすがに下流域では流れが速く予想以上に早く到着したのには驚きました。子ども達は同乗の指導者と息を合わせて上手くボートを操りながら難関の沈下橋を難なく、くぐり抜け見事なゴールでした。全艇無事に下りきり、子ども達の顔は初の体験で達成感を味わい満足しきっていました。

一方で祖谷でのジップスライドやアクティビィティ体験等コースは急遽、高知市での和紙すき体験へと変更され、グループは高知城を見学した後、和紙すきを指導者のもとに貴重な体験し、それぞれ世界に1枚としかないオリジナルな和紙作品を作ってきました。

偶然にもほぼ同時刻に2グループが黒潮町の宿舎へ豪雨の中、到着することが出来ました。「晴れていれば大海原の沖合に鯨の潮吹きが観れたかも?」と子ども達に言っては聞かせましたが、刻々と天候が悪化していき眺望のない大変残念な思いでした。
2日目は施設の体育館で、ユース・リーダー指導のもとに限られた時間と限られた用具で、よく考えられた楽しい有意義なゲームが元気良く展開されました。相変わらずの大雨で一部高速道路や一般道も通行止めということで、早めの昼食を済ました。

帰りの団体臨時列車「桃太郎ミステリー列車」には何が何でも間に合うよう、
バスの運転手や添乗員達との検討結果、大幅なコース変更となりました。大回りの愛媛県周りとなりましたが、結果的には香川県~徳島県~高知県~愛媛県~香川県と、四国4県全部を廻る「ミステリー列車?」となりました。
子ども達が2番目に楽しみにしていたお土産時間もなく、トイレ休憩だけという厳しい一面もありましたが、悪天候にも関わらず初期の目的だけは何とか達成することができました。そして、何よりも無事にけが人や体調不良者を出すこともなくJR琴平駅にたどり着けたことは、参加者全員の理解と協力、そして運転手や添乗員の的確な判断の賜物と感謝いたしています。ありがとうございました。

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