2019年10月7日
2019桃太郎ミステリー列車

 今回は全日程好天に恵まれて、計画通りに進められることが出来ました。桃太郎ミステリー列車はJR伯備線新見駅で下車し、やまめ掴み取りコース(1台)とカヌー(カヤック)コース(3台)で、施設のある島根県三瓶山近くまでバス移動となりました。

     桃太郎ミステリー列車                                 新見駅からはバス4台で移動

カヌー(カヤック)コース
 ライフジャケットを身に着け河原で施設のスタッフからダブルパドルの持ち方と使い方、艇の乗り方などの指導を受け、全員一斉に艇へ乗り込みました。
最初はぎこちなくパドルを動かしていましたが、そのうちに慣れてきてすいすいと思う方向に進めることが出来ました。川の流れも緩やかで爽やかな風のもと、気持ちよさそうに前後左右にと思う存分に操っていました。そうは云っても何艇かはバランスを崩してひっくり返りましたが、落ち着いて浮かんでいるとすぐさまスタッフが到着し、乗艇し直して進めていきます。子どもたちは意外にバランス感覚が良くて上達が早いのには驚きました。

          完全装備して、パドルを持って河原まで移動

     パドルの使い方を練習          ずらりと並んだカヌー

      艇に乗り込みます           一斉に漕ぎ出します

     あっという間に遠くへ          見事なパドル捌き

     河原で小休止もします        最後は川で水遊びも楽しみます

やまめの掴み取り・さばき方&塩焼き体験コース
 浅池へ一斉に放たれた「やまめ」の掴み取りに挑戦するも、捉えることは思った以上に難しい様で、最初の一尾に苦戦していました。最後までやっと一尾という子もいれば10尾以上もゲットできた子もいました。次に施設の係員から「はらわた」の取り方を指導してもらいながら、慣れない手つきですが炭火で焼けるように準備をしていきました。串刺しされた「やまめ」は、国立三瓶青少年交流の家まで持ち帰り、炭火でじっくりと香ばしく焼き上げていきました。絶妙に塩のきいた焼きたての「やまめ」を皆で試食しましたが、本当に美味しかったです。

        一斉に放流されたヤマメを掴み取りしますが簡単にはいきません


          一度に2匹もゲットできた子もいました


            下ごしらえ等の準備が大変です

          自分たちの採ったヤマメをじっくりと焼き上げます

   美味しく焼けた串刺しの「やまめ」    焼き立ては香ばしくて美味しい

国立三瓶青少年交流の家でのアクティビイティ
 全員が宿舎に到着してからは、勾玉づくり体験、ボルダリング、キンボール、カローリングに分かれてのアクティビイティです。簡単そうで時間のかかる勾玉づくり、意外に早くゴールまでたどり着くボルダリング、やってみて面白さのあるキンボール、カローリングでした。

       思うように進まないが勾玉づくりに集中です


      何回も挑戦するとゴールへ到着できるようになりました


       カローリング             キンボール

夜の天体観測教室
 夕食後は三瓶山(男三瓶山標高1126m)を真南に満天の夜空の半月と土星、木星を天体望遠鏡で観測しました。初めてのぞく月面に、くっきりと見える無数のクレーターに感嘆とどよめきが上がりました。続いて小さいながらも土星の輪が見えたり、木星のまだら模様もみることが出来ました。スタッフから簡単な宇宙の説明を受けながら皆、宇宙飛行士の気分のようでした。

三瓶小豆原埋没林見学
 三瓶山は平成15年に活火山として指定されており、今から4000年前の大噴火による火砕流で埋没した巨大木が工事中に発見され当時のままの姿を今も残しています。(2018年12月現在、日本には111の活火山があります)

    三瓶小豆原埋没林公園         館内に現存する4000年前の巨木


       らせん階段を下って4000年前の埋没した巨木を見学

米子市子ども会との交流会
 今回の主目的の一つでもある米子市子ども会との交流会は、県立武道館で時間いっぱいにゲーム等をとおして楽しみました。

         米子市子連の友達と楽しい交流が出来ました

 2019桃太郎ミステリー列車は、米子駅から一路、高梁駅と倉敷駅で途中下車し、最後の降車は岡山駅でした。今回は天候に恵まれ事故もなく盛りだくさんの体験を楽しんでいただく事が出来ました。またスタッフ育成者の皆様、大変お世話になりました。ヘッドマークを付けた桃太郎ミステリー列車は、来年も催行しますので、参加してくださいね。何処へ行くかはミステリーです。

          楽しい交流会もあっという間に終わりました

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