2022年2月28日
育成・指導者研修会が行われました

2022年2月26日(土)、横浜市青少年育成センターにて、育成・指導者向けの講座を行いました。講師に(一社)RISK WATCH 副理事長の奥田悦子さんをお招きし、子どもたちの「生き抜く力を育てる」をテーマにお話を伺いました。

現地とオンライン合わせておよそ30名の参加がありました。開始早々、音声トラブルがあり、講師の声がオンライン参加者に届いておらず、大変ご迷惑をおかけしました。

「RISK WATCH」(危機監視)とはアメリカ発の危機予防教育プログラムで、アメリカでは火災・竜巻・銃などに遭遇した場合の対処法を幼児期からしっかり学び、いざという時に自分で考え、自身の力でサバイバルできるよう教育されます。日本では地震発生時の訓練は学校などでもありますが、火災やお留守番時のトラブルへの対処方法はまだまだ学ぶ機会が少ないとのこと。(一社)RISK WATCHでは、子ども向け・大人向けの危機管理教育に取り組んでいます。また、地元の消防署と協力し”ファイヤーチーム”を結成して、子どもたちが自分で生き抜く力と、大切な人を守ることができる知識と技術を身に着けられるような取り組みもしています。

ひとりでお留守番しているときに火事にあったらどうするか、ドアノブに触れて熱かったらドアの向こうは火の海なんだよ、とか、窓もない部屋に閉じ込められたらとにかく床を固いものでたたこう、体に火がついたらごろんごろん転がって火を消そう、などなど学校ではあまり教わらない知識が盛り沢山の講演でした。子どもの生き抜く力を育てるには、家庭や学校だけでなく、地域社会における教育も不可欠とのこと。それぞれの有する教育機能を互いに発揮し、バランスを保ちながら子どもの自立に向けて、成長を支える役割を果たしていかなくてはなりません。特に幼児期は身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって好奇心や探求心が培われます。

子ども会では、これからも家庭や地域と連携して子どもたちの可能性の芽を伸ばし、生き抜く力を育んでいけるよう取り組んでまいります。

一般社団法人RISK WATCH (risk-watch.or.jp)

 

 

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