2016年11月8日
関東甲信越静地区子ども会育成研究協議会 <質疑回答>

関東甲信越静地区子ども会育成研究協議会各分科会に於ける
質疑に対する回答がまとまりました。今後の活動,運営に役立てて下さい。
関ブロ分科会質問への回答,第3分科会修正しました。

分科会での一コマ

第1分科会

ポストイット質問への回答(第1分科会)

協議Ⅰ(日立市子ども会育成連合会)

Q1:市のPRビデオがよくできているのにビックリ。市長によって変化するのでしょうか。
 A:毎年、事務局が市広聴広報課に依頼し、ケーブルテレビJWAYに日立市子連の活動を定期的に取
  材していただき、番組としたものから作成しています。市長によって作成しないということはありま
  せん。

Q2:単子の加入率が高いとジュニアリーダーに残り,シニアリーダーに残る高校生も多いと思います
  が。そもそも単子の加入率、単子が市子連に加入する率が低い地域(特に都市部)はどうやって
  子ども会を盛り上げていったら良いのでしょうか。
 A:日立市においても単子への子どもの加入率が低かったり、単子が市子連に加入しなかったりする現
  状にあります。そこで、根気強く子ども会の必要性について訴えるため,市報やチラシ、PRビデオ
  の放映、HP等の広報活動を積極的に行っています。また、子どもたちを子連会の研修会で育成し、
  できるだけ単子の活動が楽しくなるよう努めています。

Q3:PR映像をDVD化して広報用に(単会向け)使用してはどうか。
 A:現在、ケーブルテレビだけでの放送となっているので、全家庭に視聴していただけるよう是非実施
  したいと思います。大変参考になりました。

Q4:学校が知っているということはすばらしい。でも、知ってもらうだけなら分ける必要は?です。
 A:本市では、中学生リーダー会は義務教育、高校生会(YLC)は女性青少年課と主管課が異なって
  います。活動に支障が出る場合もありますので、市子連から行政に働きかけたいと思います。ご意見
  ありがとうございました。

Q5:小学生リーダーが市内全22学区の子ども会の代表の集まりとのこと,その選出方法は?
 A:市子連より、全22学区の学子連会長に依頼し,単位子ども会(単子)の会長、副会長から5名程
  度推薦していただきます。基本的に学子連会長から推薦された子どもたちは,日立市子ども会連合会
  (子連会)に入会します。

Q6:子ども会の加入率は?  子連会の活動費は市から出ますか?
 A:子ども会加入者数は4,323名(平成27年度全国安全共済会加入者対象)、小学校児童の加入率は
  約44%(平成27年5月現在)であり、加入率の減少が問題となっています。
   また、子連会の活動費は市子連から支出し、市子連には市より年間約91万円助成されています。

Q7:高校卒業した後シニアリーダーとして活躍することはないのですか?
 A:あります。これまで中学生リーダー会やYLC(高校生会)の指導に「指導部」として活動した例
  があります。今後もシニアリーダーとして活躍できる人材を育成していきます。

Q8:ジュニアリーダーの具体的指導者は誰ですか?ずっと大人の役員や行政だけですか。
 A:指導者は日立市子連の執行部です。行政は事務局を担当し,指導は行っていません。

Q9:「指導部」は、どのような方々で、何名くらいで構成されていますか。毎年変わりますか。
 また、指導部の中でリーダー養成のためにどのような役割がありますか。
 A:「指導部」は常任理事、理事合わせて25名、部会の中で一番人数が多いです。常任理事は毎年
  変わらず、理事は学子連会長から選出するため毎年変わります。役割としては、「指導」と「見守
  り」があり、常任理事は「指導」を、理事は子連会の「見守り」を行っています。
   指導部が「YLC(高校生会)」を、「YLC」が「中学生リーダー会」を指導し、「中学生リー
  ダー会」や「YLC」が「子連会」を指導するようになっています。できるだけ、指導部が直接「子
  連会」を指導することがないよう心がけています。

Q10:加入者の募集は,単位子ども会独自で行うのですか。
  A:市子連や行政が子ども会活動の必要性について訴えるため、市報やチラシ、PRビデオの放映、
   HP等の広報活動を行っています。また、単位子ども会でも、新入児童に対して新入生保護者説明
   会等でPR活動を行っています。中学生リーダーについては、市子連が子連会に呼びかけて募集し
   ます。

Q11:リーダーを中学と高校に分けていますが、一緒に活動するのと違いはありますか?
  A:子連会の活動をする時、若干手続きの不便性があります。しかし、実質ジュニアリーダーの育成
   は日立市子連の「指導部」が行っていますので、分けて指導はしていません。中学生リーダーが子
  連会に対して指導し、YLC(高校生会)はその補佐をするように心がけています。
   また、YLCの資質として、子連会や中学生リーダーの「経験あり」と「経験なし」では指導力に
  開きがあります。

Q12:子連会、中学生会、YLCの活動がよく見えていた。現メンバーの構成人数は?
  A:平成28年5月現在、子連会90名、中学生15名、YLC(高校生会)19名となっています。

協議Ⅱ(伊勢崎市子ども会育成会連絡協議会)

Q1:参画型の具体的な例と過程での課題を一つずつ教えてください。
 A:子ども自ら決めて,役割分担→活動→完成→達成感(責任感、自主性)

Q2:参画型推進事業が大人主導?では子どもがお客様になるのでは?
 A:働きかけは育成者、企画から運営は子どもたち

Q3:運営費1件2万円の使途をどうして確認しないのですか,確認した方が良いのではないか?
 A:予算書の提出

Q4:インリーダー研修の具体的内容は?
 A:小学5,6年生を対象に子ども会役員の養成(リーダーの心得、レク体験)

Q5:活動費の66万円はどこから出ているのですか?(市からの助成がないとのことでしたので)
 A:市子連の予算から

Q6:リーダー推薦は教育委員会の推薦ですか?
 A:教育委員会はノータッチ

Q7:ILCの組織作りで大変だったこと、予算の確保等運営面での大変さ、今後に向けての課題は?
A 中学生が加入したことで予算が確保できた。子ども会会員は中3まで。

Q8:教育委員会から市民活動課に変わった理由。でも274名の参加は素晴らしい。
 A:行政方針。市民活動課は市長がトップ(また、市長は市子連の名誉会長)。

Q9:リーダーの出席状況は?
 A:月1回(第1土曜、14:00~16:00)の地区代表者会議は良好。市子連事業への参加も大勢

Q10:最終的な会員数240~250人、その源は何ですか?大切にしていることはなんですか?
  A:自主性の尊重。リーダーの出番確保

Q11:中・高校生への募集方法は?
  A:各地区で募集。リーダーの口コミ

Q12:多くの予算を確保されていますが,地区子育会及び育成会等の自己財源とは差があるのでしょ
   うか?
  A:ILCの活動費は全て市子連持ち

Q13:ILCの会員が現在200名近くあることは素晴らしいが高三生の活動などはどうなっている
   のか?
  A:高3生は夏休みが終わった時点で一線から退く

Q14:ILCの入会申込書に保護者承諾欄があるが承諾を取れないケースはどうしているのか?
  A:承諾が取れない件はなし

Q15:子どもの参画型推進事業の具体的事例、活動を通しての問題点、課題が知りたい。
  A:具体例:紙芝居作り・発表、Xマス会の企画運営、キャンプの設営に参加等
    課題:レベル向上
Q16:自主研修会のテーマは同じなのか?対象は全員か,中学生・高校生か?
  A:テーマ:飯盒炊飯、他市とのリーダー交流
    対象:ILC(中高生)に呼びかけ

Q17:単子を通して集めたリーダーが274名ということですが、単子の数、加入率、加入対象年齢
   は?
  A:単子数:165、 加入率:100%、加入対象年齢:6歳~15歳

協議Ⅲ(山武郡市子ども会育成連絡協議会)

Q1:初級、中級、上級とあるがどこで取得するのか?(静岡県は県教委による資格取得制度がありま
  す。)
 A:千葉県子連では仕事や結婚などで、どの地域に住んでも通用、活動できるようにするため全子連の
  教本(ジュニア・リーダー研修基準)カリキュラムでの研修を行っています。
   初級は市町支部で開催し、中・上級は県子連で開催し全子連へ申請し、認定されます。別紙カリキ
  ュラムを添付

Q2:環境保全はどのような組織で活動し,どのような成果がありましたか?
 A:ほたるの環境保全について
   ・ 地元のほたる保全会会長の指導の下、5月上旬にえさの採取活動
   ・ ほたるの幼虫は会長さんが育てています。
   ・ ほたるの生息地の用水路には近隣の方々のご協力で汚水や悪水が入らないようにしています。
    又、田んぼには農薬を散布しないようになっています。
   ・ 用水路のゴミ拾いもします。
   ・ 5月末になると成虫が多数飛び交い、土、日になると見物人も多くなりますので、ゴミを捨て
    ないようにとか「大声を出さないでください」等呼びかけます。

Q3:ライトブルー少年賞はどのような事業、業績が認められたのですか?
 A:大網白里市ジュニア・リーダースクラブ(OJLC)の活動内容の表彰(下記)
   ・ ほたるの環境保全と生育観察
   ・ 大網白里市ジュニア・リーダー育成講座の企画運営
   ・ 大網白里市異世代交流子どもフェスタのスタッフとしての活動

Q4:ジュニアの移動の費用はどうしているのですか?
 A:県JLC及び各市町より負担します。
   また、各行事、研修終了時に協力費・派遣費等で一律支払うこともあります。

Q5:県の事業の担い手として位置づけられていますが、地区での活動は少なくなっているのですか?
 A:市・町・単位子ども会の行事への派遣依頼が増え、リーダーの活動は広がっています。

千葉県山武郡市子連

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第2分科会

ポストイット質問への回答(第2分科会)

協議Ⅰ(境町松岡子供会)

Q1:他団体との連携とあるが,主催する団体は決まっているのでしょうか?また、子ども会主催の
   ものはどれでしょうか?
 A:主に「青年会(清水会)」、そして「老人会」とも連携
   子ども会主催事業:「ジャガイモ掘り」「お楽しみ会」「祭り(松岡町祭りイベント)」
            「ラジオ体操」「もちつき大会」

Q2:各行事での費用負担はどうなっていますか?
 A:町内会からの助成金、行政区内各世帯から会費徴収(子どものいる世帯:年間3500円、
  子どものいない世帯:年間1700円)

Q3:子どもの人数は?運動会の参加者数は?まとめるスタッフは何人くらいですか?
 A:子どもの人数:228人(全国子ども安全共済会登録数)
   運動会の参加者数:152人(うち、子どもの参加者数:38人)
   スタッフ人数:51人(全国子ども安全共済会登録数)

協議Ⅱ(熊谷市桜木小学校区子ども会育成会)

Q1:活動を行う上で,一番の苦労は何ですか?
 A:一番と言われると答えが難しいですが・・・。ケガや事故の予防措置でしょうか。
   それについてはリハーサルを何度か行ったりして準備しています。
   特に自然体験などの場合は不測の事態が発生する可能性が高いので特に注意しています。ただ、
  過保護にならないようバランスを取ることが難しいです。

Q2:子どもたちやリーダーは企画にどう関わっていますか?
 A:これは私たちの課題です。事前に企画に関わるということは、ほとんどできていません。
   大学生たちには打合せ時から参加してもらい、レクなどの企画のかなりの部分をお任せしていま
  す。
Q3:食事のアレルギーにはどのように対応していますか?
 A:アレルギーは事前に調査を行い、内容に応じてそれぞれ対応しています。
   必要な場合は、各自で用意してもらうこともあります。

Q4:どのような大学生にお願いしているのですか?
 A:基本的には立正大学の学生さんたちです。社会福祉学部の方が多く参加してくれています。
  もちろん、他学部や他大学の方も参加してくれています。
   大学生とは今までのつながりの中でお願いしている状況です。
   特定のボランティアサークル等ではなく、活動毎に学生自ら募集しています。

Q5:学校との連携はどのようにしているのか知りたい。
 A:学校には各活動に対してご理解とご協力をいただいていると感じています。
   長年にわたって子ども会も含め各種地域活動に携わっておられる方(元教諭)が、頻繁に学校に
  赴き、学校と地域のつながりを深めてくれていると感じています。

Q6:役員は2年で交替と言うことですが、引き継ぎはどのようにしていますか?
 A:行事や関係団体との打合せなどは1年目と2年目の役員が参加するようにしています。
   前年の経験者が概ね内容把握をしているので、それを1年目の役員に伝えられています。また、
  引き継ぎノートなども作成しています。
   それ以外に、2年の任期終了後に協力会員という形で会に残っていただける方もいるので、そう
  いった方とのつながりの中で情報伝達されている部分も少なからずあるのではないかと思っていま
  す。

協議Ⅲ(湯河原町子ども会育成団体連絡協議会)

Q1:砂の芸術、マンネリ化と言われましたが、行事を企画している役員が永くやっておられるので
  マンネリ化ですか。要は新しい方たちだと思います。頑張ってください。
 A:励ましのお言葉ありがとうございます。役員一同励みにして頑張ります。
   マンネリ化に関してですが、例えば、ルールを改正して競技種目を増やしたり、年齢層を広げて参
  加チームのバリエーションを増やすなど、行事自体のマイナーチェンジや、周年記念イベントのよう
  なものを企画したいと考えていますが、役員人数の減少により、新しいことに取り組めないのが現状
  です。

Q2:砂芸の他に何か活動していますか。地域との繋がりはどのようにしていますか。
 A:町子連の活動の中で地域との繋がりが深い行事としては、砂の芸術大会がメイン行事となりますが
  単位子ども会は、毎年各地区で行われるお祭りの中心として活動をしています。また、小学校区単位
  の子ども会では、一般の方が参加可能な「もちつき大会」や「芋煮会」を開催しています。

Q3:湯河原町の子ども会行事はこれが一番メインですか。
 A:町子連の主な行事は、インリーダー宿泊研修、砂の芸術大会、夏季キャンプ、球技大会、スケート
  教室などを実施しています。砂の芸術大会は比較的大規模な行事ですが、メイン行事としては宿泊を
  伴うため、夏季キャンプとなります。
 
Q4:海開きに合わせて砂浜の整備をしているのでは。
 A:砂浜の整備については、海開きの前に海水浴場組合で整備をしていますが、町内のサッカースポー
  ツ少年団や少年サッカーチーム、小田原高校OB会、サーフィングループなどが自主的に海岸清掃を
  実施しています。子ども会は、直接砂浜の整備には携わっていませんが、大会中に砂を掘り起こした
  り、海に落ちているものを集めたりすることで、結果的には、海開きの日に砂浜の整備を行っている
  ことになると思います。ご意見ありがとうございました。

Q5:子どもたちだけでなく、大人のグループの参加を考えていますか。
 A:現時点では、大人の参加は計画していませんが、中高生クラスや成人クラスなど、参加するチーム
  の年齢層を拡大していくことにより、町をあげての行事になる可能性があると考えます。ご意見あり
  がとうございました。

Q6:チームの参加人数は決まっているのでしょうか?
 A:参加人数は、ルール上1チーム当たり15人以下になっています。

Q7:課題として参加人数の減少とありますが,考えている対策はありますか?
 A:昨年度は330人の会員数で、砂の芸術大会に280人程度が参加していますので、参加率は比較
  的高い行事だと考えています。そのため子ども会の会員数を増やすことが参加人数の増加に繋がると
  考えます。本町では平成29年4月から転入してきた世帯に対し、子ども会活動を含めた「(仮称)
  趣味100選」という町内サークル活動を紹介した冊子を配布する予定ですので、会員増に繋がれば
  と期待しているところです。

Q8:砂の芸術は技術的にかなり高度なものが要求されると思いますが,あらかじめ指導講習などを実
  施していますか?
 A:指導講習などは実施していませんが、小学校や公園の砂場などで各チーム練習等を行っています。
  その中で世話人が指導をしているチームもあるようです。

Q9:反省会はどうしていますか?そこに子どもたちの意見・感想は含まれていますか?
 A:反省会は、当日大会終了後から砂浜を元に戻す夕方までの間、砂浜の監視と親睦を兼ねて本部役員
  と単位子ども会の役員で、大会の振り返りを実施しています。ただし、その場では子どもたちの意見
  感想などが十分に盛り込めていないため、後日アンケートを取るなど、ご意見のとおり子どもの視点
  の振り返りが必要だと考えます。

第3分科会

ポストイットの声(第3分科会)

協議Ⅰ(水戸市子ども会育成連合会)

Q1:これらの取り組みが会員減少の歯止め、又は会員増につながるかどのように感じているのか
  伺いたい。
 A:平成27年、28年と会員減少率が下がってきています。一概に活動の結果とは考えていま
  せんが、今やらなければならない事を、今できることを行っているところです。
   水戸市では子ども会を取り巻く環境の中に、育成会の活動不振があります。育成会役員が毎年
  変わり、前年度の事業の踏襲をし続ければ自然と魅力がなくなるのは当然ですし、また活動計画
  に子どもたちの意見が反映されていないと思われます。
   その中で、様々な活動指針を示すことは大事なことと考え、新規事業等を取り入れています。

Q2:子どもフェスティバルの内容は誰が決めているのか?JLですか子どもですか?
 A:子どもフェスティバルは市子連事業ですので、基本的に市子連理事会で決めています。JLが
  参加して頂けるときはJLの意見を取り入れることもありますが、開催時期の関係でJLの参加
  が難しい状況ですので、現在は市子連理事で決めています。
   今年度は9月の水戸フェスの会場内で開催することができ、多くのご来場者がありましたの
  で、次年度はJLにも企画の段階から参加して頂き、催事内容等を検討していきたいと考えて
  います。

協議Ⅱ(小田原市子ども会連絡協議会)

Q1:全く会費がかからないので会員数は多いのでしょうか。加入率は何%ぐらいですか。
 A:1)会員数:3,845名  加入率:45.43%
   2)全く会費がかからないといっても、学区連合子ども会や単位子ども会から市子連には会費
    を払わない、ということです。無論、単位子ども会では所属の会員から会費を徴収していま
    す。なお、小田原市からの補助金を財源にして学区連合子ども会の活動費として学区連合
    子ども会に学区育成費を支給している(分科会で説明しました内容ですが)。

Q2:子ども会フェスティバル等へ子どもの参加を促す方法や広報について教えてください。
 A:1)定期総会(4月開催)
    ① 事業内容を映像で説明
      役員に対して、市子連の事業の内容について映像(分科会で見ていただいた内容)を
     基に説明をして、所属の会員に参加を募りやすいようにしている。
    ② ミニシンポジウムで説明
      新任の役員が多いので市子連行事の内容や子ども会活動に関してわからない事等につい
     て参考になるように質問形式(市子連役員の司会者が市子連の行事の内容や子ども会活動
     に関してわからない事等について質問をして、他の市子連役員が回答する方法。質問事項
     と回答内容は事前に想定をして作成しておく)で行う。
   2)インリーダー研修会(2月に開催)で説明
     新年度から6年生として子ども会のリーダー・最年長者となる5年生にリーダーとなる
    ためのインリーダー研修会のなかで、市子連事業の内容について映像(分科会で見ていた
    だいた内容)を基に説明をして、4月からの行事に参加しやすくなるように、更には他学年
    の会員に多少でも行事の内容を説明できるようにしている。
   3)学区連合子ども会(市立小学校毎に設立)会長会で説明
     全ての事業について学区連合子ども会会長会で、市子連は詳しい説明をし、必ず開催通知
    (要項等)や参加者募集通知を文書で配布している。学区連合子ども会会長はその文書を
    所属の単位子ども会に配布・説明をし、単位子ども会は開催通知や募集通知を基に(回覧
    したりして)参加者を募っている。
   4)市子連広報の配布(ファイル2通H27後期、H28前期)
     市子連作成の広報(原稿作成、編集、印刷を市子連が担当)を年2回(9月、3月)会員
    全員に配布して、市子連の行事を紙面で見てもらい、参考につなげる。

H27後期H28前期
             
   5)市子連広報特別版の配布(ファイル2通 フェスティバル、映画鑑賞会)
     多くの会員が参加する行事については市子連広報以外に、特別版を市子連が作成し、各
    単位子ども会で回覧をして参加者を募りやすいようにしている。 

ふれあい子どもファスティバル映画鑑賞会
          

協議Ⅲ(鹿嶋市子ども会育成連合会)

Q1:「自由な発想での活動」とあるが、役員の負担、それに対するモチベーションの低下に
   つながらないのか?
 A:私たちは長年このような体制で活動して参りましたので、役員全体が負担に思うこともなく、
  全体のモチベーションが低下したこともありません。
   これが鹿嶋市子ども会育成連合会の活動であると役員皆が認識しています。

Q2:行政から独立して良かった点や行政に関わって欲しいところなどありますか?
 A:行政から独立して良かった点は、資料に記載した通り、行政の影響を受けない自由な発想で活
  動を企画・立案することができるため実情に合った取り組みを迅速に実施することができるとい
  う点です。
   行政に希望することは、他の市町村では安全会共済金を全額負担していますが、鹿嶋市では
  加入者負担となっていますので、全額行政が負担してくれればと願っています。

Q3:市子連の行事と活性化につなげる試みを教えてください。
 A:長年続いていた行事を見直し、新しく子どものニーズに合った行事を提供していくことを
  試みています。

第4分科会

ポストイット質問への回答(第4分科会)

協議Ⅱ(足利市子ども八木節やばっこさくら会)

Q1:やばっこさくら会と子ども会との団体同士の連携はどのように行われていますか。
 A:逆質問の形で投げかけられてしまいましたが、本意は発表の時に申し上げましたように、私の町で
  はこのような手法をとっているとか、おらの町ではこのようにしていると言う意見を聞きたかった訳
  で、我が足利市でも配付資料(八木節と例幣使街道、足利観光案内)にも書かれております八木節会
  館を拠点として地域の子どもたち及び大人を対象とした活動をしております。
    (1) 太平記館公演
    (2) 八木節会館公演
    (3) 市内/市外の出張公演
    (4) 八木節教室
    (5) 子ども八木節教室
    (6) 「源太杯」競演大会
    (7) 研修発表会等        以上、「足利観光案内」の抜粋
    ちなみに一昨年の栃木県子ども会創立40周年式典のオープニング・セレモニーに参加いたしま
   した。足利市内になりますが、一般社団法人足利観光協会及び足利市役所(足利市観光振興課)と
   もタイアップして、八木節保存の為に行政の力をかりて裾野を広げております。

Q2:指導者の高齢化が進んでいると思いますが、後継者の育成についてはどのように対応しています
   か。
 A:この質問も前述同様逆質問された形で、どうすれば高齢化の波に歯止めがかかるか、分科会で討議
   してもらいたかった内容で、私の意見としては、八木節伝承活動を地域に根付いた継続活動とし、
   八木節の認知度UPを計ることにより、関係各位の意識の向上とどうにかしなければと言う中高年
   (できれば若者も)を一人でも二人でも獲得する為にその機会を提供するのが、今できることと
   信じています。 

Q3:八木節に取り組むことで「子ども会会員が増えた」、「親が子ども会活動に参加するように
   なった」等の事例はありますか。
 A:① 子ども=保護者付きが原則で、子ども同士の学校区外の友達エリアは広がったと思われます
    が、子ども会会員が増えたかについては何とも言えません。むしろ、保護者=育成者という観
    点から県子連保険について子どものみならず保護者にも加入してもらっております。
   ② 発表の時に申し上げたと思いますが結果的にいうと地域差があります。三世代家族の所は
    子ども会活動に参加する親が多いように思われます。社会との接点が多い家族は地域の為、
    ひいては自分の為と考えている人が多いようです。

協議Ⅲ(笠間市近森稲荷お囃子会)

Q1:お囃子会の活動が盛り上がることで,子ども会活動そのものの変化はありましたか?
 A:①子ども会とお囃子会とが合同で行うイベント(祇園祭、笠間の祭り、敬老会での余興、例大祭
    など)が増えました。
   ②活動の変化としては、祭りなどでは演奏で子ども会をバックアップするので小学生の子ども会会
    員が活動に集まるようになり、みんな楽しそうです。
   
Q2:近森稲荷お囃子会と子ども会の団体同士の付き合い方、協力し合う行事等具体的な事例があれば
   教えてください。
 A:一番盛り上がるのは夏の二つの祭りです。
   ①「祇園祭」では子ども会で担ぐ神輿の後方に山車を運行させ、子どもたちの神輿を鼓舞し、盛り
    上げます。また、休憩時には神輿を担げない小さな子どもを山車に乗せてあげて、お祭りの雰囲
    気を感じさせてあげます。
   ②「笠間のまつり」では子ども会がねぶたの跳人として参加し,そのねぶた囃子の演奏をお囃子会
    が行うので町内の一体感が高まります。ねぶた囃子の生演奏はこの子ども会だけです。
   ③子ども会とお囃子会の両方に参加している小学生は二つの団体の架け橋となっています。

Q3:コミュニティ助成金の選考基準、助成限度額等詳細について教えてください。
 A:①市町村が認めるコミュニティ組織が市町村、県を経由して自治総合センター理事長に申請書を
    提出し、その審査を経て助成を受けることができる事業です。
   ※ 詳細は、「コミュニティ助成事業」についそれぞれの市町村担当課に問い合わせてください。
    

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