1.子ども会
子ども会は、乳幼児から高校3年生年齢相当までを構成員とし、地域を基盤とした異年齢の集団です。
2.子ども会とは
子ども会とは、仲間と活動を共有することによって、その子の、その子が参加している集 団の、より望ましい成長を意図したコミュニティ活動です。地域を基盤とし、仲間集団のもつ形成力と、活動(経験)を通しての成長を統合し、よりたくましい子ども、子ども集団を実現しようとする活動です。
家庭・学校では、与えることが困難な、しかし、子どもの発達にとって不可欠な経験を与えることを目的としており、家庭・学校はもとより、地域の諸機関・諸集団と強い連携を保ちながら、活動を進めていくことが大切です。
3.子ども会のねらい
子ども会は、遊び仲間を求めており、遊びを通じて社会の一員として必要な知識、技能、および態度を学んでいます。このような子どもの遊びの特徴をとらえ、健全な仲間づくりをすすめ、心身の成長発達に大切な活動を促進助長するのが子ども会です。このような活動は、学校や家庭における教育とともに、欠くことのできない重要な教育的活動であることを再認識しましょう。
今日のこどもは、21世紀に生きる‥‥‥。子どもを豊かな社会の担い手にふさわしい人間 として育てるために、子ども会活動を広く進めましょう。
4.育成会(員)
育成会は、地域の育成者が力を合わせて子ども会活動を援助するための組織です。
したがって、子どもたちが自主的に運営する子ども会活動を側面から援助するものであって、育成会があって子ども会があるのではありません。
5.育成者
育成者は子ども会活動を支援する育成 会の構成員で,子どもの父母・祖父母だけでなく、ジュニア・リーダー、シニア・リーダー、地域の行政担当者等が該当します。