令和3年度は新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策等で通常の行事が出来ない中でのスタートでした。令和4年度に入っても新型コロナウイルスの変異株オミクロン株等により収束がまだまだ見えない状況であります。
人口減少、少子高齢化、新型コロナウイルス感染拡大等、多くの課題が山積する中、生活の多様性、価値観の違い等から、地域力の低下、希薄化が見られます。
これらの多くの課題と向き合いながら、一人ひとりがより豊かな人生を送ることができる持続可能な社会づくりを進めるために、役員自らが担い手としてその運営に主体的に関わっていくことがこれまで以上に重要となります。
さまざまな困難の中、他者や社会に主体的に働きかける資質や能力を育成するためには、今こそ、子ども会活動のような異年齢集団活動(遊びを含めた豊かな体験活動)が、が有効と考えています。元来、子どもは密の中で育ち他者との関わりから多くの事を学び成長していくものと思います。
そのためには、地域の育成者や指導者の組織が重要になります。そうした組織の役割を改めて確認し、多くの課題を乗り越えたい。であるならば、子ども会活動を考える時。その事業を行うべきかまた中止するべきか、組織の総合力で判断してもらいたい。
ただ、考えて見ますと今の子どもたちが10年後、20年後には、大人になりやがて子を持つ親となっていくのを考えたとき、今、子どもに何を教え、何を伝えていくべきなのか我々に与えられた責任は大きいものがあると思います。と同時にしっかりその責任を受け止め、しっかり繋いでいく役割が我々にはあるのではないかと思います。
変化に対応しながら、魅力ある子ども会を目指し会員数減少をくい止めたいと思います。そして、新生活様式を取り入れた子ども会活動を皆さんと一緒になって進めたいと思います。