理事長あいさつ

   茨城県子ども会育成連合会
   理事長 大月 光司

平成29年度定期総会において理事長に選出されました大月です。県内子ども会活動の充実のため精一杯努力いたしますのでご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 さて、5月の連休中の読売新聞「教育ルネサンス」に次のような記事がありました。
  ◯ 自由遊びの時間が長い園児は一斉指導の園児より語彙力が高い。
  ◯ 好きなことをしながら周囲と言葉を交わす方が言葉をより多く吸収できる。
  ◯ 遊びの中で出会う驚きと「なぜ」という気持ちが将来の学びの土台となる。
  ◯ 子どもは必然性があれば学んでいく。
 十文字学園女子大の内田伸子特任教授(発達心理学)が3~5歳の幼児2607人を
調査した結果の分析です。これを読み、「小中学生も同じだ。これは子ども会活動に通じるものがある」と思いました。
 子ども会は地域における異年齢集団として成立し、子どもたちは自ら考え、活動する中で「社会性」「豊かな人間性」そして「確かな学力」などを身に付けてきました。
 ところが、近年の少子化や過疎化・都市化の進行などの社会の変化や保護者や子どもの価値観や行動様式の多様化は団体数、会員数の減少をはじめとして子ども会に大きな影響を与えています。茨城県における安全共済会加入者でみると、25年前の平成3年には団体数5700余、会員数(子ども及び育成者等数)36万3千人余を数えましたが、平成28年10月現在では団体数3600余、会員数17万5千人余人と大幅に減少しています。このような中、地域によっては、戸外で遊ぶ子どもの姿や見守り導く大人の姿が見られないなど地域の異年齢集団を基盤とする子ども会が成立しない状況も見受けられ、子どもたちの健全育成を図る上で憂慮すベき事態となっています。
 私たち育成者には、「地域の子どもは地域で育てる」というスローガンの下、家庭・地域・学校との連携を図り、子どもたちが集団で主体的に活動する「子どもの手による子ども会」を育てることが求められており、そうした活動を通して子どもたちは変化の激しいこれからの社会を生きる力を身に付けていくものと思います。
 茨城県子ども会育成連合会は、「子どもは、子ども同士で活動し、それに関わるジュニアリーダー、指導者等と協働することによって『自分で生きる力』『ともに生きる力』『心豊かに生きる力』を身に付ける」ことを念頭に子ども会活動を支援してまいります。

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