活動方針R4

令和4年度 活 動 方 針

この会は、県内子ども会相互の連絡協調と充実発展を図り、心身共に健全な子どもの育成を図ることを目的としています。

子どもは、まず家庭で育ち基本的生活習慣を身に付け、次に保育園や幼稚園、地域で子ども同士で遊びながら欲求や我慢、自己主張や思いやりなどの社会性を身につけながら成長していくものです。

昨今のスマートフォンの普及や価値観の多様化、加えて一昨年からは新型コロナウイルス感染症など子どもたちを取り巻く社会環境が変化していく中にあっても、人は自分自身の体験を通して多くのことを学んでいきます。

子ども会は、自然とのふれあいや異なる年齢による活動、地域行事への参加など、何にでも取り組もうとする意欲、自主性、リーダーシップ、周りに対しての感謝の心、社会性、協調性等を学べる体験活動を実施する。

地域づくりでは、人と人との絆づくりの重要性が改めて見直されており、子ども同士また子どもと地域の大人との交流、保護者の活動への関わりを通して『地域の子どもは地域で育てる』を実践する。

自尊感情や自己肯定感を高める上でも、子ども会は会員である子どもたちの主体的な活動が大事であり、ともに学び成長するジュニア・リーダー等の育成を行う。

コロナ禍により人と人との交流が極端に制限されている中においても、できる範囲において、子どもが地域で安心して暮らし、一人一人がたくましく、健やかに成長できるよう魅力ある活動を展開する。

                

活動方針に基づく具体的な行動

1 安全な活動の推進
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言や福岡県の緊急事態措置等の期間や感染防止対策を踏まえ、子ども会活動の実施の可否を判断するとともに、開催する際はその実施時期に適用される福岡県の防止策の徹底に努める。
また、安全講習会を実施し、活動の事前チェック、活動中の指導者・保護者・子どもへの注意喚起、活動の反省を徹底し、子ども会活動中の事故防止に努める。

2 子ども会の広報
機関紙の発行などにより、子ども会の具体的な活動や魅力、意義等を社会全体に広報を行う。また、クラブチームや習い事といった選択肢が増えている中、子ども会活動にも参加できるよう工夫を図る。
さらに、安心して子ども会活動ができるよう、広く共済制度のメリットを理解してもらえるよう広報に努める。
このような広報活動により、子ども会への加入促進を図る。

3 ジュニア・リーダー等の育成
各研修会を実施し、子どもたちが主体的に活動を行えるようイン・リーダー(各市町村実施)、ジュニア・リーダー、シニア・リーダーの育成に努め、子ども会活動の活性化に繋げる。 

4 地域づくり
多くの人との交流などにより、子どもが地域で安心して暮らし、一人一人がたくましく、健やかに成長できるよう子ども会活動を行う。同時に指導できる人材の育成に努める。
また、その子ども会活動自体が地域づくりの中核であり、「地域の子どもは地域で育てる」ことで「その結果地域を育てる」ことになるよう、また近年頻発する豪雨などの災害に対しても危険を知ること、避難の声かけなどの対応ができるような子ども会活動を行う。

5 法人化への取組
県子連として令和4年度を目途に法人化を目指す。

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