令和8年度 理事長挨拶
昨年は私どもの子ども会が創立70周年の節目を迎え、記念式典の開催や記念誌の刊行にあたり、多大なるご協力を賜りました。皆様の温かいご支援に、心より厚く御礼申し上げます。
昨年度の県子連・連合会活動におきましては、水戸市少年自然の家にてリーダー研修会を開催いたしました。また、県内5つの地区ブロックのうち4つの地区で連絡協議会が開催され、役員や育成者の皆様の間で熱意あふれる情報交換や緊密な情報共有が図られたことは、大変有意義であったと感じております。
ここで改めて、子ども会のもつ意義を皆様と共に再確認したいと思います。子どもたちが心身ともに健やかに育つことは、私たち関係者に限らず、すべての人の共通の願いです。
昨今注目されている「認知能力・非認知能力」の視点から子ども会活動を見直してみますと、その重要性がより鮮明になります。子ども会活動での様々な体験は、肉体的・精神的な健康、根気強さ、注意深さ、意欲、そして自信といった「非認知能力(社会情動的スキル)」を育みます。これからの社会を生きる上で欠かせない自制心や我慢する力は、実際に体を動かし、多様な物事に関心をもち、自然の中で遊ぶといった実体験を通してこそ養われるものです。
さらに、子ども会は地域において異年齢の子どもたちが集い、保護者から高齢者まで多くの大人とコミュニケーションを図ることができる、人格形成のための貴重な場でもあります。
子どもたちが生き生きと、そして安全に活動するためには、日頃の安全確保が不可欠です。子どもたちは「守られるべき対象」であると同時に、体験活動を通じて「自らの安全を確保する基礎的な力」を主体的に学んでいくことも求められます。
ここで安全の大切さを学んだ子どもたちが、将来社会人として様々な場面で活躍することは、生涯にわたり安全で安心な社会づくりに貢献するという大きな意義を担っています。
私たちは、これからの時代を担う子どもたちの生きる力となるよう、今後とも引き続き支援を続けてまいります。
皆様におかれましても、子ども会の意義を深くご理解いただき、ともに育み、活動を支えていただきますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。



