親子里山体験シリーズもいよいよクライマックス。子ども会の秋を彩る『収穫祭』が、１１月２４日に神戸青少年公園デイキャンプ場で開催されました。デイキャンプ場を取り囲む紅葉も、収穫の喜びをたたえるようなあでやかさです。

子ども会リーダー部から飯ごうの炊き方がレクチャーされ、薪をくべたかまどに火がつけられると、いよいよ『収穫祭』のスタートです。

火が勢いを増すにつれ、飯ごうの中では今年の里山体験で育てた『里山米』が、ふっくらとおいしく炊き上がっていきます。

一方、子ども会スタッフのかまどでは「野菜いっぱい具だくさん豚汁」と「特製ローストビーフ」「大判玉子焼」の調理が手際よく進められています。肉の焼ける香ばしい匂いと立ち昇る煙が、かまどの熱気とともにバーベキュー気分をおおいに盛り上げてくれます。

のどかな自然の風景にかこまれて食べる料理とごはんはとてもおいしかったです。自分で田んぼに植えたお米を味わえるのも、『親子里山体験』ならではの経験です。

お腹がいっぱいになった後は、みんなでオリジナルおにぎりを持ち寄り、「おにぎりコンテスト」で出来ばえを競い合いました。たくさんの応募の中から見事４名の方々が、市子連小林会長から賞状を授与されました。

「田植え」「自然観察」「案山子づくり」「稲刈り」「収穫祭」の５回にわたって実施してまいりました里山体験も、今回をもちまして年間スケジュールすべて終了となります。ご参加くださいましたみなさま、お世話になりました関係者、スタッフのみなさまには心より感謝申し上げます。

最後は収穫祭にご参加くださったみなさまに『里山米』（玄米）５ｋｇをお配りして、本年の里山体験プログラムをしめくくりました。また来年もいっしょにみんなでおいしいお米を食べましょう。