子ども会Q&A

子ども会の育成者向け

Q:子ども会として登録することによってどのような支援を受けることができますか?
A:江戸川区では子ども会として登録した団体に対し、会員数に応じて年間5~8万円の補助金をお支払いしています。また、江戸川区子ども会連合会に加盟することにより全国子ども会連合会が運営する安全共済会へ年間150円で加入することができます。

Q:江戸川区子ども会連合会とはどのような組織ですか?
A:江戸川区子ども会連合会は区内子ども会相互の連絡、協調、親睦を図ることによって、子ども会の発展を期し、併せて区内の子どもの健全な育成を目的としています。事務局は、江戸川区文化共育部健全育成課内においています。現在は地域ごとに11の支部と64の子ども会で構成されています。

Q:子ども会の育成者や役員になると、どのような活動がありますか?
A:子ども会の行事は本来子どもたち自身が企画し運営するものですが、現状は、子どもたちが企画・運営を行うという理想を目指しつつ、大人が行事の準備を行い、子どもたちを楽しませる活動が多くなっています。
育成者は行事の準備のため、連絡を取り合い、時には集まって打ち合わせを行います。年間の行事の数にもよりますが、役員が中心となり負担が偏らないように役割分担して準備を進めます。

行事開催に向けた実際の活動内容(例)
●行事の開催に向けた打ち合わせ(日時の決定、内容の決定、役割分担、必要経費の計算)
●行事の準備(資材の買い出し、会場準備、参加者募集)
●当日の運営・お手伝い(会場設営、撤去)

年間の行事(例)

時期 行事等
4月 新入生の勧誘
新入生歓迎会
5月 ーーーーーーーーー
6月 ーーーーーーーーー
7月 小学校のおまつりに
模擬店を出店
8月 スイカ割り
9月 地区運動会に参加
10月 ハロウィンイベント
11月 ーーーーーーーーー
12月 クリスマス会
1月 ーーーーーーーーー
2月 ーーーーーーーーー
3月 卒業生を送る会

Q:区からの補助金が余ってしまう場合はどうしたらよいですか?
A:補助金は毎年実績報告書を提出していただいておりますが、残金が発生した場合は速やかな返還が必要となります。残金が見込まれる場合は年度末を待たずに、判明した時点で一度育成活動支援係までご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

Q:ガイドラインをすべて守らなければ活動することはできないのでしょうか?
A:ガイドラインはあくまで感染症対策をとったうえで活動していくための指針を示したものです。感染症対策についてご不明な点がございましたら育成活動支援係までご連絡ください。

Q:子ども会活動に関して悩み事がありますがどこに相談したらよいですか?
A:育成活動支援係では子ども会の運営や行事に関する相談も受け付けております。お気軽にご連絡ください。

子ども会をつくりたい方

Q:町会、自治会等で子ども向けの行事を行っています。子ども会がないため子ども会として登録をしたいのですがどうしたらよいですか?
A:子ども会として登録するには区へ登録書一式を提出する必要があります。登録書の書き方についてはご説明させていただきますので、一度育成活動支援係へご連絡ください。

 

<参考:課題解決のための取り組み紹介>

ここでは、課題解決に向けて実際に区内の子ども会で行っている取り組み事例をいくつかご紹介します。

「子どもが入会しない」ことに対する取り組み

・イベントでの紹介…地域まつりなどに出店して、子ども会をPR
・子どもの口コミ勧誘…会員の子どもたちが自ら近所のお友達を誘っている
・未加入世帯を招待…イベントに未加入世帯を招待し、PRしている

「活動を支える育成者の減少」に対する取り組み

全員参加
・役員の負担が大きくならないよう、会員に年1回以上のお手伝いをお願いしたところ、行事の参加率も増え、休憩も取れない位忙しい行事も以前はあったが役員一人当たりの負担が減った
・年終わりに分担表を作って、参加しない親が出ないように工夫している。もしどうしても参加、祭りなどの手伝いができないのであれば、他のやってくれる方を自分で探してもらうなどしてもらっている。すべてが役員の負担にならないように工夫している
・昔から4年生の親が役員をやるというルール。当番制で1年だけのことなので、この制度はいいと思うが、今は会員減少とともに役員が少なすぎるので「来年からは3,4年生の保護者が役員、5年生は手伝う」にすることを検討中
町会、OBの協力
・町会とのかかわりに中間に入る若手の部を作ってもらった。後任の育成が今後の課題
・子ども会の運営の中心を、町会役員6~7名で実施。子ども会の担当(町会役員)はPTA経験者を中心とする
・子ども会のOBへ、イベントのお手伝いをお願いし、一人一人に負担がかかりすぎないよう調整し、人数を確保している
SNSの活用
・4~5年前までは各月定例会を開催していたが、SNSが普及しLINEで書記1人、会計1人、班長3人と連絡事項、参加募集など打ち合わせする。よって、2か月に一度定例会を開催するようにした
・LINEを使って連絡を行い、なるべく会議を少なくして育成者の負担を減らすようにしている
その他
・イベントの変更。役員、班長がお店を運営して、その場に来てもらうお祭り方式から、体験型、親と子どもが同時に参加して楽しむ方式に変更

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