このたびは、令和3年度青少年健全育成図画コンクールにご出品いただきありがとうございました。
皆さんのご入賞、誠におめでとうございます。
今回は、新型コロナウイルスに負けないで明るく活発的な作品も多く寄せられ、ひかり輝く素晴らしい作品もあり、審査員の先生方もだいぶ悩まれて選ばれていました。
福岡県知事賞を受賞された小学 4年生「権藤(ごんどう)」さんの作品は、読書をすることによって、いろいろな知識がいっぱい私たちに教えてくれるという素晴らしさが、明るく元気な構図で描きあげていて、気持ちもとても楽しくなる作品でした。
権藤さんは、なんと昨年に引き続き連続知事賞受賞という快挙を成し遂げました。
福岡県教育委員会賞を受賞した小学 5年生「川﨑(かわさき)」さんの作品は、廃品回収などを皆さんで協力している様子を的確に表現されて、画面の中でモノがちゃんと分別して描いており安心できるとても気持ちの良い作品でした。
福岡県子ども会育成連合会 会長賞を受賞した小学 1年生「田中(たなか)」さんの作品は、お外でなわとびを元気に飛んでいる様子を表現していて、とても動きがあり、明るい色調で、観ているわたしたちも楽しく元気になる作品でした。
3点ともに素晴らしい作品で、とても感動しました。
また、金賞を受賞された幼稚園児「野﨑(のざき)」さんの作品は、画用紙にクレヨンでカラフルに塗って、そのあとに黒いクレヨンで重ね塗りをして、絵をひっかいていく、クレヨンスクラッチという技法を使って描いている作品で、お花が咲くお外での運動会で、元気に太鼓を打っている様子を大きく描いていて、笑っているお顔の歯並びもキレイでとても楽しさが伝わりました。
野﨑さんは、なんと3年連続受賞という快挙を成し遂げました。
同じく金賞を受賞された小学 2年生「金子(かねこ)」さんの作品は、審査員の皆さんが構図の角度が面白いと評価していました。この角度によって人物が手前に向かっていると同時に、奥行きも感じられる不思議な表現になっていて、作品として良いアイデアも伝わってきました。
他の受賞された皆さんの作品も、モノを良く観察して、表情豊かで、審査員一同も楽しい気持ちと感動をいただきました。ありがとうございました。
これからも、また素晴らしい作品を観させてください。期待しております。
審査員 一同