令和 5 年 3 月 25 日（土）福岡県立社会教育総合センター大研修室において、令和 4 年度
青少年健全育成図画コンクール表彰式を行いました。
県内の市町村子連から 152 点の作品応募をいただき、優秀作品 31 点が入賞しました。

― 講評 ―
このたびは、令和４年度青少年健全育成図画コンクールにご出品いただき、ありがとうございました。
皆さんのご入賞、誠におめでとうございます。
昨年よりも、全体的なレベルが高くなった印象で、明るく活発的な作品も多く寄せられました。
審査員の先生方もだいぶ悩まれて選ばれていました。

今回初めて審査に参加された、大久保康博（おおくぼやすひろ）福岡県子ども会育成連合会会長
は、「みなさんすごい上手だなあ！」と、関心しながら作品をじっくりご覧になっていました。

福岡県知事賞を受賞された小学６年生 小川(おがわ)さんの作品は、読書をすることの大切さと、
いろいろな知識を教えてくれるという本の素晴らしさに、さまざまなものが飛び出してくるような
劇的な構図で、審査員の方々に高く評価されました。画面に引き込まれそうになる、とても素敵な
作品でした。

福岡県教育委員会賞を受賞した小学５年生 権藤(ごんどう)さんの作品は、明るく元気になるように、
日々の健康づくりというテーマが、しっかりとわかる画面で、色合いの配色や、人物の行動や表情
がはっきりと表現されていて、とても安定感のある作品でした。

審査員として、初めて参加された方々もいましたが、権藤さんの作品は、今回もやっぱり高
い評価をされていました。
権藤さんは、なんと３回連続の受賞という快挙を成し遂げています。

福岡県子ども会育成連合会会長賞を受賞した小学５年生 江口(えぐち)さんの作品は、とても大切
な「あいさつ」をテーマに、背景は白くシンプルに仕上げていますが、朝の風景が想像できるよう
な画面となって、明るく元気にあいさつをしながら登校している様子として、気持ちよく表現
されていました。

3 点ともに素晴らしい作品で、とても感動しました。
また、金賞を受賞された小学５年生 滝野(たきの)さんの作品は、「コロナに勝つ！」をテーマに、
迫力のある画面構成で、背景の黒と大きな文字と、正義の味方のようなキャラクターとのバランスが
とても良く表現されていて、これからも元気に日々を過ごしていこう！という気持ちが伝わる作品でした。

同じく金賞を受賞された小学１年生 浦(うら)さんの作品は、おともだちも元気な姿に描いていて、
おともだちよりもさらに大きくて元気なクジャクが表現されていて、色合いもキレイで、観ていて
とても気持ちが元気に、そして和やかになりました。
他の受賞された皆さんの作品も、モノを良く観察して、表情豊かで、審査員一同も楽しい気持ち
と感動をいただきました。
ありがとうございました。
これからも、また素晴らしい作品を観させてください。
期待しております。

審査員 一同