2021年7月6日
Web版 あんぜんシート 2021年7月号

あんぜんシート 2021年7月号

1 熱中症の防止について

◯ 梅雨入り後、蒸し暑い日がつづき、熱中症による救急搬送が増えています。熱中症のなりやすさである暑さ指数も、厳重警戒とされる28℃以上の日が連続しています。
夏は野外活動の機会も多く、また今年は新型コロナウイルス感染症対策でマスクをしている等、熱中症を発症しやすい条件下にあります。参加者の安全確保のため、猛暑への適応を意識して行っていく必要があります。

〔子ども会行事における適応〕
● 激しい運動を伴う活動は避ける。
● 日陰におけるこまめな休憩や水分補給をプログラムに組み込み、行事の中で一斉に実施する。
● 行事の開催を初夏や秋に変更する。時間も一日から午前中のみなどに短縮する。

◯ また、屋外で人と2メートル以上離れている場合は、マスクを外すことが推奨されています。
◯ 夏のイベントに関する留意点については,国からガイドラインが示されています。イラストなどを使い,具体的に書いてありますので,ぜひご一読ください。
夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020(環境省)」ページ下部の閲覧用をご覧ください。

2 夏季の行事における注意点について ~ 毛虫に注意しましょう ~

昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大で、あまり子ども会活動ができなかったことで、共済金を支払った事故は29件となり、一昨年度の1割程度に急減しました。
その中でも、特徴的な事例として、清掃活動中の毛虫による虫刺されが、複数発生しています。毛虫は梅雨から夏にかけて大量発生すると言われており、直接刺されなくても、飛散する毛に触れるだけで炎症が起きる「チャドクガ」などの害虫も存在します。
野外活動の際は、長袖、長ズボンを着用するとともに、事前に害虫の有無なども確認して、参加者に注意を促しましょう。
刺された時は、掻かずに流水で洗い、すぐに受診しましょう。

〔印刷はこちらから〕

2021年7月6日 福岡市子ども会育成連合会 安全部

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