サブリーダー研修2018もいよいよ第３回目。ラストとなる今回は「デイキャンプ」をテーマに飯ごう炊さんを実施しました。

今にも雨が降ってきそうな空の下、こべっこホールで開会式にのぞんだ33名のサブリーダーたちは、バスで神戸市北区にある「しあわせの村デイキャンプ場」を目指します。

デイキャンプ場は周りを山で囲まれた、自然いっぱいの静かで美しいロケーションにあります。「こんなところで食べるカレーはきっとおいしいにちがいない・・・・」そんな期待にわくわくしながら、まずは飯ごうのセッティングと具材の準備に取りかかります。ジュニアリーダーの先輩方がやさしくていねいに飯ごうの炊き方をレクチャーしてくれました。

慣れない手つきで慎重にニンジンやジャガイモを切る人。お米を洗って飯ごうの準備を進める人。かまどに薪をくべて火加減をみる人。それぞれ班ごとに役割を決めてカレーづくりが進められていきます。

具材いっぱいの鍋が煮立ち始めるころにはすっかりご飯も炊き上がって、かまどの周りはランチが待ち遠しいサブリーダーたちの元気な声で大賑わいです。

炊き上がった飯ごうとカレー鍋が各班のテーブルに配られ、こぼさないよう上手にお皿に盛りつけられると、「いただきます」を合図にみんな一斉にカレーライスをほおばります。協力し合って作ったカレーには、ここでしか味わえないスパイスが込められていて、デイキャンプ場を囲む山あいの風景も、さらにおいしさを引き立ててくれていました。

おなかがいっぱいになった後は雨が降らないうちに片づけを済ませて、早めにこべっこホールに戻ることにしました。ジュニアリーダーによるゲーム指導が行われた後、アンケートが参加者全員に配られ、サブリーダー研修を通して学んだもの、感じたこと、ジュニアリーダーになりたいかどうかなどについて回答を記入しました。そしてフィナーレとなる修了式では参加者33名の名前が読み上げられ、ひとりひとりに修了証書が授与されてサブリーダー研修2018は本年度も無事に全プログラムを終了しました。