平成25年11月23日(土)~24日(日)に第50回指定都市子ども会育成研究協議会広島大会が開催され、神戸市子連からは20名が参加しました。
開催地が広島ということで『子どもたちの未来は・・・広島発「平和への誓い」』というテーマで行われました。
オープニングセレモニーは広島県を代表する伝統民俗芸能の子ども神楽で華やかに迎えていただきました。
今大会では、神戸市は個人3名と1団体が表彰されました。
基調講演では講師であるアメリカ出身のアーサー・ビナード氏から、被爆者の遺品の声を詩にした作品の朗読がありました。また、原爆を落とした側である講師が受けた教育や、その時感じた違和感、広島で聞いたピカやピカドンの話、原爆について聞くということ、そして語り継ぐということを熱くお話くださいました。神戸からの参加者も何名か、著書を購入してサインをもらっていました。
分科会は4つあり、その中の『慰霊碑巡りでは平和記念公園付近を探索しながら、主要なポイントではジュニアリーダーさんが説明をしてくれるという、神戸市子連の歴史ウォークのようなスタイルでした。配布された冊子は写真や文章全てがジュニアリーダーさんの手によるものだそうです。
2日目のパネルディスカッションでは1日目の分科会のまとめがあり、ジュニアリーダーが今回の経験について報告をしたり、子ども会加入率を大幅に上げることに成功した校区の具体的な取り組みや、今の子どもたちの傾向、簡単に取り入れられるKYTの方法などの発表がありました。
今回は50回目の節目の会ではありましたが、広島市は実行委員を含め600名以上の参加があり、その人数だけでも組織力の高さに感心しました。1年に及ぶ準備や当日の運営は大変だったと思いますが、みなさまのおもてなしを受け、よい学びを得て神戸に持ち帰ることが出来ました。
広島市のみなさま、どうもありがとうございました!