2018年11月25日
里山体験⑤『収穫祭』を開催しました

今年も待ちに待った「収穫祭」の日がやってまいりました。神戸青少年公園デイキャンプ場を取り囲む美しい紅葉も、収穫の喜びをお祝いしてくれているかのような艶やかさです。

 

子ども会リーダー部のスタッフが薪と飯ごうを各班に配布し、かまどに火がくべられるといよいよ収穫祭のスタートです。

もくもくと煙がキャンプ場に立ち込め、火の勢いがだんだん高まってくるにつれて、飯ごうの中では今年みんなで育てた『里山米』が、ふっくらおいしく炊き上がっていきます。

一方、子ども会スタッフのかまどでは特製シシ鍋とローストビーフの調理が手際よく進められています。肉の焼ける香ばしい匂いと立ち昇る湯気の香りが、かまどの熱気とともにバーベキュー気分をおおいに盛り上げてくれます。ちょっと味見のつもりが、いつの間にかつまみ食いにエスカレートしているスタッフもちらほらいました。

ご飯が炊き上がったタイミングで、ちょうどシシ鍋とローストビーフも食べ頃を迎えます。自然に囲まれて食べるランチは格別で、澄んだ山の空気や、晴れ渡った秋の陽ざしのまぶしさが、普段味わうことのできない特別な隠し味になっていました。

お腹がいっぱいになった後はみんなでオリジナルおにぎりを持ち寄り、その出来栄えやユニークさを競い合いました。題して「おにぎりコンテスト」。たくさんの応募の中から見事三名の方々が、それぞれ最優秀賞、優秀賞、アイデア賞を受賞されました。

 

「田植え」「自然観察」「案山子づくり」「稲刈り」「収穫祭」の五回にわたって実施してまいりました里山体験も、今回をもちまして無事終了となります。ご参加くださいました皆様、お世話になりました関係者、スタッフの皆様には心より感謝申し上げます。

最後は収穫祭にご参加くださった皆様に『里山米』5kgをお配りして、本年の里山体験プログラムを締めくくりました。また来年お会いできることを楽しみにしています。

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