2020年7月11日
Web版 あんぜんシート 2020年7月号

あんぜんシート 2020年7月号

1 感染症防止を踏まえた子ども会活動の注意点について

◯ コロナウイルス感染症に注意しながら,活動を再開された子ども会も多いと思います。感染症の防止にあたっては,①身体的距離の確保②マスクの着用③手洗いが言われており,子ども会活動にも取り入れて行く必要があります。

〔感染症防止を踏まえた子ども会活動の注意点〕
● 保護者と連携し,家を出る前の健康チェックと検温を徹底しましょう。また,家族に熱や風邪症状がある場合は,参加を見合わせてもらいましょう。
● 集合時や行事中にも,子どもたちの健康観察を必ず行い,必要に応じて検温を実施しましょう。活動の際,体温計は必ず準備しておいてください。
● 3つの条件(換気の悪い密閉空間,多くの人が密集,近距離での会話や発声)が重ならないようにするとともに,一つひとつが発生しないようにしましょう。
● 活動の前後,トイレの後,飲食の前後など,こまめに手洗いをしましょう。(アルコールを含んだ手指消毒液の使用でも可)
● 多くの人が手を触れる箇所(ドアノブ,手すり,スイッチなど)は,行事の前後に消毒液を使用して清掃を行いましょう。
● エアコン使用時であっても,30分に一回以上は換気を行いましょう。
● 活動にあたっては,必ずマスクを着用しましょう。
ただし,気温・湿度が高い中では,熱中症のリスクが高くなることから,屋外で人と少なくとも2メートル以上の十分な距離が確保できる場合には,マスクをはずしましょう。詳しくは,「令和2年度の熱中症予防行動」のパンフレット資料(いずれも環境省・厚生労働省作成)をご覧ください。
● 列を作る場合は,距離をおいて並べるよう,目印を設置しましょう。
● 万一,感染が発生した場合に備え,参加者の記録を漏れなく行い,少なくとも1ヶ月以上は保存しましょう。

◯ 注意点に関するQ&Aはこちらをご覧ください。

2 熱中症の予防について ~今年も暑い夏が予想されています~

◯ 今年は,感染症対策で長期に渡り外へ出られなかったため,体力の低下や暑熱順化ができていないなど,例年になく熱中症のリスクが高い状態にあります。
◯ 子ども会活動における熱中症の予防には,4月から10月にかけて,毎日発表される暑さ指数(WBGT)の活用を推奨しています。
◯ 暑さ指数は「熱中症のなりやすさ」の指標28℃以上で厳重警戒31℃ 以上で危険とされています。福岡市のLINE防災メールで毎日配信されるほか,市のホームページでも閲覧できます。
◯ 夏の活動にあたっては,日陰でこまめな休憩を行うとともに,水分補給をプログラムに組み込み,行事の中で一斉に実施するといった工夫をお願いします。
◯ 熱中症に関しては,別ページ「梅雨や夏の活動を前に 熱中症への注意を」もあわせてご覧ください。

3 自転車保険の加入義務化について

◯ 福岡市では,2020年10月から,自転車保険の加入が義務化されます。子どもの場合,その保護者が加入する必要があります。
◯ 自転車を利用中の事故により,他人にけがをさせた場合など,相手の生命又は身体の損害を補償する保険で,毎年度の初めに募集している,福岡市子ども会の自転車保険などが該当します。
◯ なお,安全共済と同時に加入している「子ども会賠償責任保険」は,行事中の事故のみが対象です。活動の行き帰りの事故で,他人にけがをさせた場合などは,保険の対象になりませんので,ご注意ください。

〔印刷はこちらから〕

2020年7月11日 福岡市子ども会育成連合会 安全部

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