知っ得‼子ども会

子ども会についてよくある質問をQ&A形式で説明します
単位子ども会なくして子ども会なし・・・主役は地域の子どもです!

Question

① 子ども会で育む力について。
  ○子ども会活動でどんな力が身につきますか

② 子ども会の「しくみ」はどのようになっていますか。

  ○「PTA活動」とはどう違いますか。

  ○子ども会の構成について教えてください。

  ○子ども会の組織について教えてください。

  ○子ども会の活動にはどんなものがありますか。

  ○子ども会活動はどんな人が支えるのですか。

③子ども会への参加について教えてください。

  ○参加の方法について教えてください。

  ○何歳から何歳まで参加できますか。

  ○少子化や核家族化で地域団体での構成ができませんが、どうしたらいいでしょうか。

  ○保護者の参加は義務ですか。また、参加した場合保護者の役割について教えてください。

  ○会費について教えてください。

④活動中の安心安全の保険について教えてください。

  ○子ども会安全共済金制度について教えてください。

  ○補償を受けるにはどうしたらいいですか。

  ○子ども会安全共済金の請求金額について教えてください。

  ○市町村の医療費助成で治療費が無料ですが共済金の請求ができますか。

  ○活動中でも支払われない主な場合について教えてください。

  ○活動中の過失による施設の破損や第三者に対しての損害賠償責任が生じた場合の補償について教えてください。

Answer

① 子ども会で育む力について。

○子ども会活動でどんな力が身につきますか。

子ども達は、子ども会活動に参加し直接体験を経験することによって、今、求められている「生きる力」を育みます。具体的には、活動における様々な場面において「生きる力」である自己決定能力、人間関係能力、情報処理能力等を駆使することが求められ、それが「生きる力」を高めることにつながっていきます。

②子ども会の「しくみ」はどのようになっていますか。

○「PTA活動」とはどう違いますか。

「PTA」は、P(教師)T(教職員)で構成する学習団体で大人が主役です。一方「子ども会」は子どもが主役の公的社会教育団体です。

○子ども会の構成について教えてください。

「子ども会」は、就学前0歳の乳幼児から高校3年生までの児童生徒を対象としそれぞれが居住する地域を基盤として組織された異年齢の仲間集団です。また、主役の子ども達を支援・援助するための「育成者」「指導者」が必要です。つまり、子ども会は、主体の「子ども集団」とそれを支える「育成者」「指導者」を含めた総称です。
各地域には、単位子ども会(地域で組織された子どもの公的団体)があり、地域を基盤に子ども達が活動しています。

○子ども会の組織について教えてください。

中心は「単位子ども会」です。その他に、相互の連携やステップアップのための活動支援や充実を図るために「市町村単位での子ども会連合会」、「熊本県子ども会連合会(県子連・県教育庁内に事務局)」、更に九州地区や「全国子ども会連合会(全子連・東京本部)」につながります。

熊本県子ども会連合会(県子連)は、昭和38年に発足し、県内会員約24000人が登録して活動しています。認定された社会教育団体としては最大の組織であり、九州、全国と連合会組織が繋がり子ども達の活動をバックアップしています。

○子ども会の活動にはどんなものがありますか。

単位子ども会においては、社会参加活動(地域の祭りやボランティア活動など)、スポーツ交流活動(球技大会、レクリエーション活動など)、文化活動(ものづくり、読書会など)があります。県や全国では、育成者、指導者対象の研修会や啓発広報活動も行われています。

○子ども会活動はどんな人が支えるのですか。

指導者、育成者として大人のボランティアの方々が支えておられます。また、各市町村においては、会員登録市町村(行政)の子ども会活動への絶大な賛同のもと保護者の方をはじめ、単位子ども会の役員、市町村子連の事務局等の支援があります。

③子ども会への参加について教えてください。

○参加の方法について教えてください。

単位子ども会から市町村子連の事務局へ所定の用紙で申し込みます。詳しくは、市町村子連市町村にお尋ねください。市町村に事務局がない場合は、県子連にご相談ください。

○何歳から何歳まで参加できますか。

全年齢での参加が可能です。幼児(3歳以下の場合は保護者の同時参加が必要であり活動も同伴が必須)、小・中学生、高校生、育成者(保護者)、指導者(20歳以上)です。

○少子化や核家族化で地域団体での構成ができませんが、どうしたらいいでしょうか。

地域のサークル仲間での構成や町村全体での構成という枠組みでの「単位子ども会」を組織することができます。

○保護者の参加は義務ですか。また、参加した場合保護者の役割について教えてください。

代表者(大人)がいれば保護者の登録は義務ではありません。ただ、保護者の皆様も大切な指導者です。活動に参加される場合は登録してください。登録された保護者の方についても事故に対しての保険が適用できます。

○入会金(会費)について教えてください。

県子連の会費は、年間300円です。会費は、主に保険金、活動費、運営費に活用されます。また、各市町村子連においては、別に運営費等があります。お住いの地域の会費については、市町村子連事務局にお尋ねください。

④活動中の安心安全の保険について教えてください。

○子ども会安全共済金制度について教えてください。

PTA等青少年共済保険として認めた公的保険制度です。主に「PTA共済」「子ども会安全共済会」を対象としています。子ども会安全共済会には、「子ども会安全共済金(死亡共済金・後遺障害共済金・医療共済金)」と「子ども会賠償責任保険」があります。

○補償を受けるにはどうしたらいいですか。

県子連へ登録してください。登録することで「子ども会安全共済会」及び「子ども会賠償責任保険」の補償の対象となります。

○子ども会安全共済金の請求金額について教えてください。

死亡共済金600万円、後遺障害共済金7~600万円、健康保険適用医療費の30%(限度50万円)

医療費点数333点1000円以下は免責です。それ以上については3割請求可能ですが、請求額の限度や請求期間の制限があります。

○市町村の医療費助成で治療費が無料ですが共済金の請求ができますか。

請求できます。治療の度の医療点数表が必要になりますので大事に保管ください。

○活動中でも支払われない主な場合について教えてください。

自動車交通事故(自転車事は支払対象)や飲酒後に発生した事故などがあります。

※共済金は会員の皆様のものです。勝手に保険適用の有無を判断されずに請求前に必ず県子連にお問い合わせください。

○活動中の過失による施設の破損や第三者に対しての損害賠償責任が生じた場合の補償について教えてください。

対物保障200万円(免責額1000円)・対人1億円・一事故5億円(免責額なし)を限度として支払われます。往復中の損害賠償責任は対象外です。その他対象とならない場合がありますので事故の場合は県子連事務局に問い合わせください。

※子ども会についての質問は、遠慮なく各市町村子連、熊本県子ども会連合会へお尋ねください。

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