◇ 開催趣旨 ◇
全子連の理念である、「日本中の子どもたちの真の成長と幸福(しあわせ)のための子ども会」。子ども会関係者は、このことを今一度よく考える必要があります。各地区において毎年ジュニア・リーダー(以下J・L)の研修を行っています。しかし、その研修が単位子ども会の現状への理解、さらにはJ・L自身の単位子ども会への関わりの必要性の自覚につながるような研修になっているでしょうか。本年開催の全国子ども会J・L研究集会の目的は、参加するJ・Lが単位子ども会におけるJ・Lの活動や意義を考え、さらに地域社会において目指すJ・L像を探っていきます。
期日:2019年7月13日(土)~15日(月)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
ジュニア:90名
ユース:17名
引率者:7名
看護師:2名
未来委員会:14名
役員・スタッフ:14名
総数:144名
7月13日(土)【第1日目】
■ 開会の挨拶
全国子ども会連合会の河本会長、佐々木副会長より開会式の挨拶がなされました。
■ オリエンテーション
大会趣旨・日程など 目標・役割決め
平成25年を最後に開催を中断していた全国のJL研究集会
「地域での活動」をベースに単位子ども会の必要性を考えました。
■ 基調講演
■ 基礎学習
■ グループ協議①
よくありがちな単位子ども会の日常を寸劇して、JLがどういう形で単位子ども会に関わったら良いかを考えました。
7月14日(日)【第2日目】
■ グループ協議②
理想的な子ども会の寸劇を見て、J・Lとして話し合い、活動の必要性を再確認しました。
■ 安全啓発研修
安全に関する能力を身につけると同時に、コミュニケーション能力を高める研修です。
自分たち(同じレベルのグループ)で学びあい、皆が協力してレベルを上げることから始まり、未来委員会(指導者)のメンバーとのコミュニケーションで学びの質をアップする。
先輩とのコミュケーションから学んだことをグループの仲間にフィードバックすることで、グループ全体がレベルアップしていく。そんな課題解決法を繰り返すことで、安全に対する考え方を身につけると同時に、自然とコミュニケーション能力も身についていく、そのような研修でした。
内容は少し難しい面があったかも知れないが、助け合いながら皆で身に付けていくことができれば役に立つと思います。
与えられた環境の中で、皆さん頑張っていただきました。
JLの皆さんお疲れさまでした。未来委員会の方々、ありがとうございました。
■ 協議まとめ
全国子ども会連合会 理 事 河村 隆
■ レクリエーション説明
子ども会本来の話し合い活動の大切さを理解したうえで、その導入に対するレクリエーションの知識を学びました。
■レクリエーション
7月15日(月)【第3日目】
■ ふりかえり
ユース代表による妹尾より研究集会を振り返って、再度、子ども会の概要について検討しました。
■ 講評
全子連 河村理事より、2泊3日の講評をいただき、単位子ども会の必要性について全員が再認識しました。
■ 閉会式・記念撮影
■ 解散・昼食
今年度、開催したこの研究集会では、参加者自身が子ども会におけるJ・Lの活動や意義を考え、地域社会において目指すJ・L像を探っていきました。
皆さんの活動との違いや共通点を学習する事で、今後自分たちが地域で活動するにあたり必要なスキル、コミュニケーション能力を学ぶことを目的としています。
この度、全国からたくさんのジュニア・リーダーの方々にいらしていただき、誠にありがとうございます。「良い研修会だった」というお声もいただいております。今後もさらなるユース、S・L、J・Lの活躍を期待しております。
ご参加いただいた方々、ありがとうございます。