9月18日(日)19日(月)の二日間にわたり、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催しました。全国から、多くのシニア・リーダーのみなさんに参加していただきました。ありがとうございました。
1日目、はじめに、河本副会長より、シニア・リーダーのみなさんへ挨拶がありました。
内容は、学校教育、社会教育について、子ども会の大切さ、重要性についての話でした。
昨年(2015年)子ども会、全子連は、50年を迎えました。
今の時代、とても便利な世の中になり、パソコンやスマホ、ゲーム、一人で、なんでも遊ぶことができる時代になりました。ですが、便利になったと同時に、人と関わることが少なくなり、現代の子どもたちの社会勉強の不足、人とのコミュニケーションが不足しつつあります。
社会にでたとき、もっとも必要なのは、コミュニケーションです。
その大切な部分は、子どもたちの生活の中で、体験、経験で自然に身についていきます。
子ども会も、社会生活も、異年齢集団の集まりです。今の子どもがこれからの時代をつくる。社会にでたとき、人とのコミュニケーションがうまくとれるように、多くの経験、体験を積んでいきましょう。
次に、聖徳大学准教授 神谷明宏先生より、
『子ども会活動のサポートに、シニア・リーダー、ユースリーダーとしてどうかかわるのか、その現状と課題について』ワークショップ研修が行われました。
今回のテーマは、「課題点を探るアクションプログラムを構築する」
ワークショップの中で、様々なレクリエーションを行いました。
簡単そうと思うことでもやってみると、みんなと息が合わないと、意外と難しい。
身体を使ってのレクリエーションワークショップ、みんな汗をかきながら、研修会を受けていました。
最後に、『ゲームをやったこと、講義を聞いたこと』で気付いたことを、相談し、グループでまとめ、発表し、一日目の研修会を終了しました。
二日目は、全子連、新田 新一郎理事より、「子ども会活動のサポートに、シニア・リーダー、ユースリーダーとしてどうかかわるのか。その現状と課題」についてまとめがありました。
テーマは、「参加者に登壇してもらい、参加者からの意見を募りながらすすめていく」
新田理事は、子ども会関係者のなかで、青少年の育成にもっとも深く関わっている方の一人です。たくさんの経験や知識をもとに多くを語りました。
テーマは、「ジュニアリーダーの全国大会は本当に必要か」、
「シニア・リーダー、ユースリーダーというネーミングについて」話し合い、
シニア・リーダーのそれぞれの意見をまとめました。
シニア・リーダー研修会は、今回が三回目の開催となりました。
初めて参加の方、2回、3回と参加している方がいるなかで、「今までずっと参加していて思いの丈を5分間」シニア・リーダーの発言者の方より、それぞれの意見を語りました。
最後に、丸山会長より、閉会の挨拶があり、二日目の研修会を終了しました。
今回の研修会に参加して、学校教育と社会教育の違い、地域の子ども会と学習塾等の違い、気づいたことやいいことや悪いこと、今後の活動に少しでも活かせるそんな研修会になったらと思います。
今後も子ども会関係者各位のご意見をお聞きしながら、これからの全子連の方向性を決めていきます。