期日:2016年10月16日(日)受付9:30~
会場:羽曳野市市民会館3階大会議室
参加者:29名
実施スケジュール(計 5時間)
1 . ケガの種類と発生要因(講義) 45分
2 . ウォーミングアップ(講義) 30分
3 . クーリングダウン(講義) 30分
4 . ストレッチング(講義・実習) 60分
5 . コーディネーショントレーニング(講義・実習) 60分
6 . ケガと応急処置(講義) 45分
7 . ケガをしないための食事(講義) 30分
現場のスポーツ指導者のための「マニュアル」と、現場のスポーツ指導者を指導するための「指導書」を併用して、その執筆に携わった専門家の先生方に、直接、指導していただきました。
河野徳良 氏 日本体育大学 アスレティックトレーニング研究室 准教授
安達瑞保 氏 日本体育大学栄養教育学研究室 助教
相場奨太 氏 東京都小平市立小平第五小学校 主任教諭
佐々木さはら 氏 日本体育大学 アスレティックトレーニング研究室 助教
成田國英 氏 日本体育大学名誉教授 全国子ども会連合会 理事
最新の研究に基づく先生方の指導は含蓄に富み、スライドを利用した講義、身近にある用具を活用した実習などを通して、これまでそんなの当たり前だと思っていた事の勘違いや、あらためて重要だと感じること、こういう方法もあったのかなど、多くのことを学び持ち帰っていただきました。
ケガが怖いから活動を縮小しようなどという方向ではなく、よりアクティブに上達や楽しみを求めるために、防げるケガは避けよう、もっと楽しく有効な方法を実践しよう、食べることからケガに強い体を作ろう、でも万が一、ケガが起きてしまった場合は速やかに正しく対処できるような準備をしておこうなどと、正に気持ちをあらたにしていただけたことと思います。
何よりも、先生方を含め、参加者の皆さんの熱心な姿が印象的でした。
今回参加していただいた皆様のケガ防止に対する意識はもともとたいへん高く、地域活動の中ではこのような方々が実際に苦労しておられるのだと感服しました。
それでも、もっともっとケガは少なくしたい・・・。
ますますの指導の充実と向上に繋がるよう、またより多くの周りのスポーツ指導者の方々へ、ケガ防止に対する高い意識や具体的な知識を広めていっていただけるよう、今後も第3回、第4回と講習会を開催していく予定です。
より多くのスポーツ指導者の方々と、同じような知識や経験を共有したいと、あらためて痛感した一日でした。
最後に、この講習会を運営するにあたりご協力をいただいた大阪府羽曳野市の皆様はじめ、全ての関係者の方々に御礼申し上げます。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。