2014年1月27日
読み聞かせキャラバン【兵庫県淡路市】を開催しました♪

1月19日。兵庫県淡路市の淡路市子育て支援センターにて、全国子ども会読み聞かせキャラバンが開催されました。
読み聞かせキャラバンは、幼児から小学生及びその保護者を対象とした読み聞かせ会と、大人を対象とした読み聞かせセミナーの二本立てで行われます。
読み聞かせ会ではペープサート、パネルシアター、紙芝居、絵本、素話を10時から12時、2時間かけて行います。

ペープサートを演じていただくのは、人形劇団ひとみ座の石原ひとみ先生。

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石原先生は人形劇団ひとみ座団友として所属されている人形劇俳優で、過去にNHKの「ひょっこりひょうたん島」でサンデー先生を操作。舞台「リア王」や「天守物語」等にも出演されていました。
現在は人形劇、ペープサートの講師として、小さい人形劇「ぴょんぴょんぐみ」で全国各地でご活躍されています。
今回は「たぬきのポンとポコ」「ねずみのおむこさん」を上演されました。

パネルシアターを演じていただくのは、劇団「パネル劇場ぱねるっぱ」主宰の関稚子先生。

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関先生はテレビ幼児番組「ママとあそぼう!ピンポンパン」の初代ディレクターとしてご活躍され、その後パネルシアターに出会い創始者の古宇田亮順先生に師事。現在はパネルシアター指導者として全国の大学やセミナーで公演を行い、パネルシアター作家としても作品を作られています。
今回は「おはながわらった」「ひよこさんのさんぽ」。ブラックライトに暗転し「夕焼け小焼けで日が暮れて」「そらにてんてんおほしさま」を上演されました。

紙芝居、素話を演じていただくのは羽藤雄次先生と小林もと果先生。

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羽藤先生は現代劇センター真夏座に所属をされている俳優で舞台を中心にご活躍されています。
主な出演作品では「銀河鉄道の夜(舞台)」「三人姉妹(舞台)」「菊次郎の夏(映画)」「デスノート the Last name(映画)」。最近では東京都足立区の子どもの安全安心プロジェクトにおいて演劇の力で子どもを守る活動をされています。
小林先生は劇団キンダースペースに所属されている女優で、舞台を中心にご活躍されています。舞台公演以外にも俳優を対象としたワークショップや地方の町民劇団の立ち上げ、公演活動にも関わられています。

今回は紙芝居「どっちだ?」「おいしいものなあに?」「やまとうみのひっぱりっこ」。素話「赤ずきん」を上演されました。あっという間の二時間に子どもたちは勿論、保護者やセミナー受講生もお話の世界を満喫しました。

午後は大人を対象としたセミナーです。

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石原先生、関先生によるペープサート、パネルシアターの講義を行っていただき、その後羽藤先生、小林先生を中心に読み聞かせ入門講座。続いて「赤ずきん」「がちょうのたんじょうび」の2作品を使い、作品の読み方やキャラクター設定、演技術などを学習し、グループごとに作品を読み、「伝える力」を身に付けました。
また、読み聞かせを行うにあたり気をつけなければならない著作権や伊藤忠記念財団が行っている子ども文庫助成事業の学年向け作品リストを紹介し、選書の方法や子どもたち自身の読書活動へ繋げていく作品選びも学びました。

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4時間に及ぶ長丁場でしたが、皆さん最後まで真剣かつ楽しんで受講されていました。今回受講された方々が地域で子どもたちへ読み聞かせを継続して行ってくれることを期待しています。
✿次回は2月8日(土)に神奈川県厚木市にある厚木市ヤングコミュニティセンターにて開催されます。
今月末まで参加申し込みを受け付けておりますので、ご興味をお持ちになられたら是非ご参加ください。

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