2013年8月8日
「子どもの遊びのひろば」in佐渡

 佐渡で始めての、「子どもの遊びのひろば」が6月29日(土)に開催されました。主催は、新潟県子ども会連絡協議会でした。
niigata
 地元佐渡の私たちは、県子ども会の指導を受けながら「遊びのひろば」のメニュー、講師の依頼、スタッフ募集、子どもたちへ参加を呼びかけるパンフレット作成等の準備を進めてきました。しかし、どれだけの子どもたちが参加してくれるのか不安でした。
 当日は、午後の3時間の間に約600名の参加がありました。心配どころか、講師、スタッフの皆さん汗だくの対応でうれしい悲鳴でした。何よりも良かったのは、子どもたちが歓声をあげながら楽しんでいる姿が多く見られたことです。
 私は、「絵手紙」のコーナーを担当しました。「筆のてっぺんを持って、垂直に立てて、ゆっくり画くんだよ」と基本を教えても、子どもたちは待ちきれずに自由奔放に画いていました。筆で画くのでうまく行かなくなり、紙が真っ黒になったり、穴があいたりした子もいました。お母さんは、口を出さずじっと我慢をして子どもの様子を見守っていました。
 これほど、子どもたちが夢中になって遊んでいる姿を見るのは珍しいことです。その他のコーナーでも材料が品切れになるほどの盛況ぶりでした。「また、佐渡で遊びのひろばをやって欲しい」という声が聞かれました。
 当日開催した遊びのコーナーは、「竹細工」「紙コップロケット」「しんこ餅づくり」「輪投げ」「絵手紙」「フライングD」「落書き」「積み木」「バルーンアート」「スライム」「ジオパーク体験」「ふわふわシャボン玉」などです。本土(島外)の長岡市、加茂市、柏崎市の子ども会からも遊びのコーナーへの参加協力をいただきました。とてもありがたかったです。
 新潟県での「子どもの遊びのひろば」は、平成16年の集中豪雨による大水害、続けて発生した中越地震に際して、全国各地の子ども会から「被災された子どもたちが元気よく遊べるように」と多額の義援金をいただいたき開催されたのが始まりです。以来、県内各地で開催され、今回は第14回目でした。全国の皆さんに感謝申し上げます。 

記事の提供:新潟県子連役員 石塚 猛(佐渡市在住)

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