10月27日に山口県岩国市の岩国市総合体育館武道館にて開催されました。
9月の熊本市に引き続き今年度二回目の開催です。
ちょうど台風27号が接近しており、東京からのスタッフの移動日に東京直撃か!と思われていましたが、影響なく飛行機が飛びました。
ちなみに私あっきーと、講師の小林もと果先生は土曜日飛行機が飛ばなくても、最低限の打ち合わせと準備ができるように他のメンバーより一日早く岩国に入りました。
その心配も杞憂に終わりましたが、備えあれば憂いなし。無事に準備、打ち合わせができました。当日も晴天に見舞われ、沢山の子どもとその保護者の方にお集まりいただきました。やはり子ども会は晴男、晴女が多いようです。
開会式では山口県子連副会長で岩国市子連会長の片岡勉会長からご挨拶いただきました。片岡会長は子どもたちのために何をしてあげられるか、どんな体験が大切か。日夜考え自ら率先して活動されている方です。また岩国市子連の役員や指導者の皆様も大変熱意があり、子どもたちのために!という気概を大変感じました。
また、子どもたちのために岩国市教育委員会教育長を始めとする沢山の方々が応援に来てくれました。
~前回の熊本市大会の報告では、ゲームを少しご紹介しましたので、今回は最初のゲームが始まるまでどんな流れなのかをご紹介したいと思います。~
イベントは10時から開始なので、9時30分から受け付けを開始します。
子どもたちは受付で自分の名前を伝え、名札に名前を書きます。
名札も工夫してあり、小学校2年生以下は赤い名札。小学校3~4年生が黄色い名札。小学校5年生以上が緑の名札になっています。
色によって何が違うかといいますと、一つは「ラッキールール」が関係します。
「ラッキールール」というのは小学校2年生以下がチームに3人以上いる時に適用されるルールで、各ゲームにおいて距離が短くなったり、クリアまでの個数が減ったりします。
例えば前回ご紹介した「トーテムポールスタックス」というゲームは制限時間内にダンボール箱を11個積み上げるゲームですが、「ラッキールール」が適用されるとダンボールの個数が1つ減り、10個積み上げたらクリアとなります。
どうしても高学年の方が身体能力は優れているので、ルールが全く同じだと低学年が不利になってしまいます。それでは折角異年齢で活動していても面白くないので、ラッキールールを追加することにより、低学年でもよい記録が出るようになり、会場全体が盛り上がります。
事実、各ゲームのよい記録を出すチームは高学年だらけのチームよりも学年性別バラバラなチームだったりします。
同じ理由で高学年だけのチームになることもNGとしています。折角の機会なので、はじめましての異年齢集団でゲームにチャレンジしてもらうよう促しています。
いよいよ10時からスタートですが、子ども会活動を行う前に必ず行うことがあります。
危険予知トレーニング、略してKYTです。
KYTは活動に参加する子どもたちが自ら危険な場所や物を見つけ出し、その危険が事故に結びつかないようにするには、どう行動するかを考えるものです。
子ども会では活動前に必ずKYTを行い、活動が事故なく安全に行われるよう努めています。
ドリームキッズアドベンチャーでは、危険な「場所」「モノ」「どんな時」の3つに区分して会場の子どもたちに出してもらい、その危険が怪我や事故にならないようにするにはどうするかの意見も出してもらいます。最後にスローガンを立てて一日の行動指針にします。
そしてタイトルコールです。MCの「ドリームキッズアドベンチャー イン」に引き続き会場全体で「やまぐちー!」と開催地名をコールします。この元気な掛け声でドリームキッズアドベンチャーがスタートします。
タイトルコールの後は開催地の子ども会連合組織の代表者のご挨拶。そしてご来賓のご挨拶をいただきます。
どこの会場でも子ども向けに分かりやすく、一日楽しんで沢山の学びと体験、友達を持って帰ってほしいこと。保護者の皆様へは、異年齢での交流体験活動が大切であるとお話いただいています。
その後は「呼ばれた人は立ってみようゲーム」という自分が呼ばれたな。と思ったら元気よく返事をして立つという簡単なゲームをします。「男の子」や「小学校3年生4年生」などと性別やどの学年の子がどれくらいいるかが分かりながら簡単な屈伸運動にもなります。その流れで現地スタッフ、全子連スタッフを紹介します。
その後、指導者の縄★レンジャーが登場してオープニングのパフォーマンスを披露します。
縄★レンジャーのパフォーマンスの後は誕生月集まりをして会場を混ぜて5人組作りを行います。この時に各ゲームのタイムや個数を記録する「記録カード」を配布します。
そしていよいよ最初のゲーム、ジャンボジャン拳がスタート。
以上がゲームが始まるまでの簡単な流れになります。
岩国会場では低学年中学年を中心にご参加いただきました。
幼児の子たちもイベントの対象年齢ではないのですが、お父さんお母さんとチームを組んで、できるゲームは体験していただきました。子どもたちも大いにたのしんでいましたが、保護者の方も夢中になってゲームに挑戦していました。
片岡会長から本事業に対しコメントをいただきました。
「去る、10/27(日)岩国市総合体育館に於いて、ドリームキッズアドベンチャーを多くの子ども達や育成者の参加で無事終える事ができ、大変喜んでいます。
しかし、直前の台風の動向によっては開催が危ぶまれやきもきしていましたが、当日は子ども達の願いが叶い素晴らしい一日になりました。
また、前日からの準備・リハーサルに於いては、日頃参加していただけない役員の方々にもお手伝い戴き改めて、このイベントを開催して良かったと感じました。
最後に、全子連の関係者の皆様には、心よりお礼申し上げますとともに、この素晴らしいイベントを、全国の子ども達に未来永劫にわたり、続けていっていただく事をお願い致します。」
次回は12月22日に熊本県宇土市にある宇土市民体育館で行われます。お近くの皆様は是非お誘いあわせの上是非ご参加ください。
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スタッフ一同お待ちしております。